髪のボリュームと頭蓋骨の関係!!

 

年を重ねると、頭蓋骨も萎縮します。

実は頭蓋骨の老化も髪のボリュームが出ずらい原因として考えられます。

顔の骨は腰椎よりも早く骨密度が低下する

腰椎と顔面骨の骨密度を年代別に比較した場合、腰椎よりも頰骨のほうが骨密度の減少が早く進むという事が、2011年にアメリカのある美容医療雑誌にて発表されています。意外にもここ数年の出来事なんですね!

骨粗しょう症によって背骨や脚などの骨が萎縮することはよく知られていますが、頭蓋骨にも起こるのです。

一般的に骨密度は閉経後から徐々に低下するといわれていて、骨の萎縮は女性ホルモンが深く関係するので女性の方が早く、更年期が始まる40代以降から、男性の場合は60代以降から始まるとされています。

年配の人が若いころよりも小柄になるのは、そのためです。

顔の骨格も同じで、「こめかみ」「目のくぼみ」「鼻」「頬」はへこみ、顎の骨は小さくなり、顔のボリュームを保つ部分が全体的に減ってしまいます。

頭蓋骨が萎縮すると皮膚が余ってしまい、それがシワやたるみの原因になります。輪郭がもたつくなど影響は多岐にわたり、頭皮がたるみ、毛穴も広がり、毛が立ち上がれず寝るという現象が起きます。

頭蓋骨の老化は遅らせられる

骨密度の低下が進むと骨粗しょう症になります。老化による骨密度の低下を完全に防ぐことはできませんが、遅らせる事はできるはずです。

カルシウムやマグネシウムなど、バランス良く栄養を摂り、体を動かす事が最も大切です。特に40代から骨の健康を意識した運動や睡眠、食事などの生活習慣を整えるようにしましょう。

睡眠時のゴールデンタイムを逃さない!

 成長ホルモンは骨や筋肉など、体の代謝を促すもので、午後23時~午前2時のノンレム睡眠時に最も多く分泌されます。

遅くても夜10時頃には布団に入り、睡眠の質を上げるよう心がけましょう。

頭蓋骨に近いインナーマッスルを鍛えて引き上げる

耳上からこめかみに広がる側頭筋は骨に付いたインナーマッスルと言います。

指先を頭頂部に向けてゆっくり引き上げて刺激すると、たるみ防止にも効果的です!それから首の筋肉を動かすことも大切!
『話す』『笑う』『よく噛んで食べる』これらは首の筋肉を使うのでたるみ予防につながります。女子会なんてしてたら自然にできちゃいそうですね♪

骨密度と骨質がアップする栄養素と食べ物を意識的に摂る

体に必要な栄養素は、できるだけサプリメントに頼らず食事からとるようにしましょう。

「骨密度アップ」
カルシウム……骨を作る(乳製品や小魚   、小松菜など)
・ビタミンD……カルシウムの吸収をよくする(鮭、鰻、さんまなど)
・ビタミンK……骨コラーゲンを増やす(納豆、卵、ほうれん草など)
・葉酸……血と骨を作る(モロヘイヤ、パセリ、ブロッコリーなど)


「骨質アップ」

大豆イソフラボン……コラーゲンの発生を促す(納豆、豆腐、豆乳など)
ビタミンB群……ホモシステイン(骨質を悪くする物)の増加、発生を防ぐ(レバー・モツ類、海藻など)

骨は骨密度(骨量)が高いというだけでは良い骨とは言えません。骨質も大切なのです。骨密度が高く骨質の良い、強くしなやかな骨が理想的です。

女性ホルモンは骨密度低下を抑える!

 女性ホルモンをアップさせる簡単な方法の一つに大豆製品を摂る良いと言われています。
 大豆製品に含まれる大豆イソフラボンにより腸内で「エクオール」という成分が作られ、女性ホルモンに似た働きをします。
このエクオールには骨密度の低下を抑制する効果があります。

ちなみに女性ホルモンアップには、バランスの良い食事、適度な運動、ドキドキワクワクするような事をするというのもアリですよ♪

頭蓋骨の健康を考える
一言に健康と言っても、様々な部分に対して健康という言葉は当てはまります。
頭蓋骨を鍛える=全身の骨を鍛えるという事につながります。
頭蓋骨が劣化し萎縮するという事は全身の骨の劣化にもなり、骨粗しょう症になりやすいという事です。
顔や髪の健康を考えた時、目に見える部分だけではなく、もっとその奥にある部分の頭蓋骨から考えてみるのも必要なのではないでしょうか!!

 


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