会社で指定された7レベルってなに?

美容室でのオーダーあるあるです!!

皆さんも聞いたことありますよね?

似た言葉で「トーン」もあります。厳密に言えば

レベル ⇒ 明度(明るさ)

トーン ⇒ 彩度(鮮やかさ)となります。

今回のテーマとしては「レベル」を使いますが、メーカーによっては「トーン」を使っていたり、しっかり使い分けていない美容師も沢山いるので、気にしないで下さい(笑)

レベルを知る為のものさし

カラーチャートと言います

レベル別説明

4~6:カラーチャートを見てもらえば分かると思いますが、日本人の地毛はこのレベルが多いです。染めていないレベルなので真面目に見えます。

6~7:少しだけ明るくしたいならこのレベル!髪質によっては赤味が出やすいですが、周りの何人かは染めた事に気づいてくれる明るさだと思います。

8~10:あまり暗いと色味の違いが分かりづらいのですが、この位のレベルから違いを楽しめます!ロングだと明るすぎる印象になりがちですが、ショートや肩上にオススメです。

11~12:かなり明るめです。髪質によってはブリーチ剤を使わないと出ないレベルです。ベージュやアッシュ「外国人風カラー」をしたい方はこのレベルです!!

13~:金髪から白に近いペールイエローです。ほとんどの方がブリーチ必須レベルなので、髪にかなりの負担が掛かります...。最近ではハイライトやインナーカラーで取り入れる方が多いですね。

光や色によって見え方は違います

時間帯にもよりますが、自然光(外)で見えるレベルは室内にくらべて明るく見えます!!

色相環というものがあります。

このオレンジから緑が明るく見えて、下の赤から青が暗く見えませんか?同じレベルでも色味によって見え方は変わるんです!!

元々の髪質

同じように見える黒髪でも、含まれている色味は人それぞれです「7レベルのアッシュ」で染めても1回で希望通りになる髪質の人もいれば、オレンジっぽくなってしまう人もいます...。カラーの手順を増やすなどすれば希望の色にする事は可能です。なので、美容室でカラーをオーダーする時は「7レベルのアッシュ」と言うのも全然オッケーですが、写真等を用意すると、より意思疎通がうまくいくと思います。

レベル別企業

色や環境によってあやふやなものさしですが、おおまかに分けてみます。

6レベル

カラーしてるのかわからないくらいなので、金融関係や航空会社など「安心・安全・信頼」などのイメージ重視な企業が多いようです。

7レベル

ナチュラルな明るさなので、どの年代からも好感を持たれます。ホテル業界、病院など人と接する仕事の企業が多いようです。

8レベル

品の良い明るめなので、デパート系の接客や大手通信社などが多いようです。

参考にしてみて下さい!!

 


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すぐ明るくなっちゃう!!褪色のメカニズム

「キレーなカラーの色を長持ちさせるには?」よく聞く質問です!!せっかくキレーに染めたんだから長持ちさせたいですよね!!

ヘアカラーが色落ちして明るくなってしまう事を退色と言います。

まずは染まるメカニズム

メラニン色素

髪の中には髪の色となる「メラニン色素」がたくさん詰まっています。メラニン色素は赤系と黄系の2種類あり、その割合は1人1人違います。赤系が多ければ黒色になりやすく、黄系が多ければ色素の薄い色になりやすいです。

メラニン色素を破壊...

ヘアカラーの染料はこの2種類のメラニン色素に作用し、染める為に破壊します。破壊される順番は赤系⇒黄系となっており、明るめのヘアカラーを使うと金髪っぽくなっていきます。メラニン色素が破壊されると髪の毛の中にすき間ができるので、そこに染料を入れて定着させることにより、髪が染まります。

褪色するメカニズム

メラニン色素を破壊してできたすき間に染料を浸透させても、元からあるものでは無いので、髪の中で完全に定着できず、染めたその日から徐々に色落ちしていきます。褪色しきると髪は壊されたメラニン色素の色だけになり、染めたてと大きく変わります。壊されたメラニン色素の量は元に戻せないので、褪色した髪の色が今の地毛ということになります!!

ヘアカラーの色持ちを良くする為に...

施術当日はシャンプーしない

カラーリングは髪の毛の中にすき間ができて、そこに染料を入れて定着させると説明しましたが、定着するのに最低24時間かかると言われています。当日はまだすき間ができていて髪が膨らんでいる状態です。水になじみやすい状態なので、シャンプーするとすぐにカラーが流れ出てしまいます!!

カラー専用シャンプーを使う...

これが一番効果的です!!

よく「市販でオススメありますか?」と聞かれますが...残念ながら1つもありません。

洗浄力の高い市販のシャンプーを使う度にどんどんカラーは落ちていきます...。

なので美容室専売品の使用をオススメします!!

毎日しっかり乾かす

髪が濡れた状態にしておくとキューティクルが開いたままになってしまい、ダメージの原因になるので、色落ちにもつながります。

トリートメントオイルで守る

紫外線、摩擦、乾燥によってキューティクルなどが痛み、色落ちします。トリートメントオイルをドライヤーの前や、乾燥している時につけると保護の効果バツグンです!!手触りも良くなるので一石二鳥です!!

褪色した地毛を予想する

残念ながら色落ちを完全に防ぐのは不可能です。色持ちを良くする方法をお伝えしましたが、色落ちを予想してカラーするのも1つの手だと思います。いつ良い色でいたいか、次はいつカラーにこれるのかを私たちに教えてください!褪色の過程も含め長くカラーを楽しんで頂けると思います!!

 


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ヘナカラーって何?

ヘナカラーとは、色素を持ってる植物(ヘナの葉等)を乾燥させたものを染料として髪を染める事です。

かの有名なクレオパトラもオイルとヘナで染めていたそうです。

いったい何者なのでしょう?

100%天然

ヘナカラーは100%天然の「白髪染め」で、髪や頭皮を一切痛めません。

ダメージがないだけでなく、髪をコーティングしてサラサラにする効果や、頭皮の汚れを吸収して落とす効果があります。

自宅でできる

カラーリングも自宅でできますが、色ムラやダメージを考えるとオススメできません。

その点、ヘナカラーは色ムラになりづらく、ダメージもないので安心です。

白髪ぼかし

これはマニキュアにも言える事ですが、ヘナカラーは化学染料の白髪染め(カラーリング)に比べると薄く染まるので、「以前染めた白髪」と「新しく生えた根元の白髪」の境目がうまくぼやけます。染めるスパンが伸びる事は色持ちが良いともいえるかもしれません。

これだけ良いと弱点はあるのでしょうか?

色が少ない

基本的にオレンジになります。

インディゴ(藍染)を使って青色の色素を入れることで自然な茶色から黒っぽい色まで染めれますが、白髪にしか染まらない分、黒髪を明るくしたい人には不向きです...。

面倒臭い

時間がかかります!美容室でも自宅でも30分~1時間放置しないといけないので大変です!!

しかも染まりが薄いので初めての人は2回以上染める必要があります...。

香りが苦手な方も...

草をすりつぶしたような薬草のような少し独特な香りがします。香りがすぐに消えずに残っていると苦手に感じる方もいると思います

白髪を活かす!?

白髪に悩む方は相当数いらっしゃると思います。その中で、白髪を“なくす”のか“活かす”のか...。ヘナカラーの存在を知ってもらう事で、白髪を活かす選択肢が増えると思います!!

自然体を求めてる方には要チェックですね!!

ご希望の方はご相談下さい!

 


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カラーVSヘアマニキュア

CMでもお馴染み、ドラッグストアでも手軽に購入できるカラーとヘアマニキュア。

知ってる方も多いと思いますが、それぞれの特徴をおさらいしていきます!!

1ラウンド 価格

当店では同じ料金です。他店もあまり差はない気がしますが、原価とかける時間の関係で多少のバラつきはあると思いますので、両者引き分けです。

 

2ラウンド ダメージ

カラー・・・カラーは傷む?でも書いてありますが、カラーの特性上髪の内部に働きかけ、色素を脱色(破壊)し、その上で髪に色をつけるので、ダメージしてしまいます。

ヘアマニキュア・・・イオン結合によって髪の表面にだけ色を吸着させます。内部の色素まで傷つける事は無いため、ダメージはほとんどありません。

 

なので、2ラウンドはマニキュアの1勝です。

 

3ラウンド 色の種類

カラー・・・黒髪にも白髪にも調合によっては無限に種類があります!!

ヘアマニキュア・・・白髪やブリーチ毛しか効果が見られません...

色の種類も少なめです...

 

なので、3ラウンドはヘアカラーの1勝です。

 

4ラウンド 色持ち

カラー・・・一般的なカラーの色持ちは2、3ヶ月といわれています。が、白髪の割合やダメージによっては1ヶ月たたないうちに気になってしまう方や色落ちしてしまう方もいます。

ヘアマニキュア・・・2~3週間で落ちてしまいます。白髪を染める場合2~3週間で色落ちする分、新しく生えてきた髪とのなじみがカラーとくらべても良いという肯定的な意見もあります。

 

が、単純な色持ちとしてはカラーが1勝です。

 

勝者は・・・

 

引き分けです!!

紹介した以外にも頭皮に優しいのはマニキュアだったりしますし、カラーとマニキュアを併用する技術もあります。

お客さまのオーダーと優先順位によって良し悪しが変わってきますのでお手軽な市販品よりまずは美容師に相談しましょう!!

お客さまに合った技術が必ず見つかります!!

 


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カラーは傷む?

即答したいところですが・・・まずは髪が傷むメカニズムを考えていきます。

 髪が傷むとは

カッパ巻きを想像してくださいw

のり→キューティクル

お米→コルテックス

きゅうり→メデュラ

という、3層からなっています。

 

キューティクル(毛小皮・毛表皮)

外からの刺激から守ってくれるバリア。

コルテックスのたんぱく質や水分が失われないように働いていて、髪のツヤを左右するのもキューティクルです。

余談ですが、昔ボクは天使の輪っかの事をキューティクルだと思っていましたw

CMの影響ですかね?

根元から毛先に向かってウロコ状に重なっていて、7~8枚が密着して層になっているのも特徴です。

コルテックス(毛皮質)

しなやかさや強さを生み出すもとで髪全体の90%を占めます。

主成分はケラチンと呼ばれるたんぱく質です。

繊維状のケラチンがねじり合わされたもの同士がさらにねじり合わされてる形なので、髪が引っ張る方向には強くても枝毛みたいに裂けやすいのはこの構造のためです。

色を決めるメラニン色素もここにあります。

 

 メデュラ(毛髄質)

毛髪の芯です。立方体の細胞が縦に細長く並んでいます。

たんぱく質と脂質が主成分です。驚く事に、人によって無いことがあり、特に赤ちゃんや細い髪の人に多いです。

役割についてはまだはっきり分かってませんが、うるおいや弾力を守っていると言われます。

 傷む流れ

  • 何らかの原因でキューティクルが剥がれる
  • コルテックス内のたんぱく質が流出したり熱によって変性する
  • 内部の水分調整ができなくなってしまう
  • 乾燥、パサつき、引っ掛かり、枝毛、切毛・・・

 

おそろしい...

 

何らかの原因とは

カラー、パーマ、紫外線、ヘアアイロンやカールアイロンです。

はい・・・カラーは傷むのか?答えは傷みます・・・

カラーは傷むからもうしません!!と言うわけにはいきませんよよね・・・。

ダメージを最小限に抑えることが出来ます!!

 

なるべく傷まない様に気を付けます

詳しくはホームカラーとサロンカラーの違いで説明していますので、気になる方は読んでみて下さい。

自分でできるカラー後のケア

  • タオルで優しく拭き取って必ずドライヤー

ぬれていると色落ちもし易いし、傷みやすいのでゼッタイ乾かして下さい!!

濡れたまま寝るのはもってのほかです!!

  • お風呂場でトリートメント、出てからは洗い流さないトリートメント

トリートメントは流出したたんぱく質を補てんしたり、キューティクルのバリアの代わりになってくれます。

毎日欠かさずしましょう!

 

ヘアカラーは楽しめる!!

傷むか?と聞かれれば傷むと答えますが、よほどハイトーン(ブリーチ等)でなければ正直かすり傷程度です。

ポイントをおさえれば、一生カラーリングで楽しむことが出来ます。

安心してオシャレを楽しみましょう!!

 


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イルミナカラーって何?

美容室で取り扱っているカラー剤の商品名で、WELLA(ウェラ)というメーカーが出している、今大人気のカラー剤です!!

先日、カラーをするお客さまとのカウンセリング中に「イルミナカラーっていうの気になってるんですけど…」と言われ、なぜその名前をしっているのかたずねたところ・・・「#」(ハッシュタグ)ですよ。。。

そう、「インスタグラム」!! 時代をすごく感じました...笑

今まで美容室専用で取り扱ってるカラー剤の名前をお客さまから聞く事は、アレルギーなどで気にしている方以外、基本的にありませんでした。

が、インスタグラムの「#イルミナ」「#イルミナカラー」は実に6万件超だそうで、モデルやおしゃれ女子の投稿に多いそう...

とにかく、今大人気のカラー剤なのです!!

ただ...そのイルミナカラーとは一体何のことなのか、イマイチ理解していない人が多数!!

カラーの何?塗り方?何だかよく分からないけどとにかく良さそう...

という感じ... つまりは、文頭の説明の通り、カラー剤の商品名です。

詳しくはこれからご説明させて頂きますね!!

イルミナカラーが人気の理由!!

外国人カラー(欧米系の白人)

外国人の透明感のある髪に憧れた事はありませんか??

最近のヘアカラーのトレンドは外国人風です。メイクのトレンドも透明感、つや感・ナチュラル...

日本人の多数は黄色人種で肌もそうですが、元々の髪の毛の色も白人に比べて濃い人種です。

それなので、従来のカラー剤だけでは望んでいる透明感のある色が出づらく、まずブリーチをして髪の色を抜いて、明るくしてからカラーを塗るという工程が必要です。

ただ、ブリーチをすると髪がすごく傷むので極力やりたくないという声が多数。

「だけど外国人のような透明感のある髪色になりたい!!」というわがままを叶えてくれるのが「イルミナカラー」なのです!!

日本人特有の硬く見えやすい髪も自然な光を含んだような透明感とつや感でやわらかく、軽い印象になります。

ダメージはどうなの?!

髪の表面にはとても小さな金属イオン(銅)が存在し、カラー剤を塗ると、その金属イオンと過剰反応を起こし、キューティクルのダメージの一因となり、髪のダメージになります。

イルミナのマイクロテクノロジ―はダメージの要因となる金属イオンを包み込みカラー剤との過剰反応をさせずにダメージ要因の80%をカットします。

色持ちが良い

ダメージが少ないよう作られているので、日常生活で多少褪色しても明らかに傷んだようなキンキンな色になりづらく、比較的キレイなヘアカラーを保てます。

臭いが少ない

昔はカラー剤特有のツンとした臭いの物が多かったと思いますが、どんどん新しい商品が出る毎に臭いは穏やかになり、イルミナカラーに関しては、より気にならず、むしろ、ちょっと良い香り?!というお客さまからの反応があります。

良いことばかり?!

正直デメリットもあります。

・高品質なだけあって、他のカラー剤と比べて少し高価なので、施術料も少し高くなってしまう。

・カラー剤自体が高価なので、取り入れている美容室が少ない為、いつも行ってる美容室で取り扱っていないという可能性があります。

アルゴではイルミナカラーを取り扱っているので前から気になっていた方、これを見て気になった方はぜひ試してみてほしいです!

料金は基本のカラー料金プラス(髪の長さによって)¥500~¥1,000円程です!

あか抜けて見える今っぽい透明感のある外国人風おしゃれカラー!

おしゃれ女子・おしゃれ男子はもちろん!!

イルミナカラーを体験してみて下さい!!

 


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ホームカラーをする時の注意

以前にホームカラーとサロンカラーの違いで、ホームカラーのメリット、サロンカラーのメリットそれぞれの違いなどを説明しました。

ホームカラーと、サロンカラーで、最も大きな違いをご紹介したかと思いますが、1つ目は「染め方」2つ目は「カラー後の後処理」です。

 

染め方

もう一度おさらいしましょう。

ホームカラー・・・髪の根元も毛先も同じ強いカラー剤で染める為、必要以上にダメージを与えます。

サロンカラー・・・髪の根元と毛先で薬剤を使い分け、できる限りダメージを減らすことが出来ます。

 

美容室では、根元の伸びてきた所は強めの薬剤を使い、すでに染まっている中間から毛先は弱めの薬剤を使い、ダメージを最小限にすることができます。

 

カラー後のケア

ホームカラー・・・カラー後のご自身でやるシャンプー・トリートメントでは薬剤が残りやすい

サロンカラー・・・カラー後「乳化」という作業(テクニック)を行い、頭皮に残りやすい薬剤をキレイに落とすことができる

このように、カラーを流す時のテクニックではありますが、ご自身でシャンプーするのと、プロにシャンプーしてもらうのとは、頭皮や髪の為に乳化というテクニックが必要です。

 

乳化とは?

では、その乳化とは何なのでしょうか?

カラーをした後、シャンプー台で髪を洗いますが、最初のカラー剤を落とす前にお湯をたっぷり含んだタオルで髪をモミモミしたり、手で直接髪にお湯を掛けながらモミモミ…とそんな作業をされた覚えありませんか??

頭皮をまるでマッサージされてる感じですね。

 

このテクニック(作業)を「乳化」と言います。

この乳化をすることで・・・

・カラー後、髪や頭皮に残ってしまうダメージの元「残留アルカリ」を除去する効果

・カラーの色味がキレイに発色する

・カラーの色持ちが良くなる・・・など

 

特にダメージに関しては、この乳化をしっかりするかどうかで、変わってきます。

もちろん、ヘアカラーは毎日のシャンプーや紫外線などによって、徐々に色落ちしてしまう事は以前説明しましたね。

 

そして…ホームカラーと、サロンカラーの薬剤自体が違うんです!

 

アドバイス

以上のことを踏まえ、ご自身でホームカラーする時のアドバイスです。

1、汚れてもいい服、タオルを用意し、換気の良い所で行う

2、根元の伸びた所だけ染めるようにする。毛先まで薬剤を伸ばさない(毛先のカラーが気にならない場合…)

3、サロンカラーした後と次回サロンカラーする時の間の1クッションとして取り入れる

4、ホームカラー後、シャンプーする時に乳化をするようにする。熱湯は避ける

5、シャンプーやトリートメントをカラー用のものにする

6、染めてからシャンプーするまでの放置時間は、薬剤の箱や説明書に書いてある時間を必ず守って下さいね!長く置いても染まりは変わりませんし、ただただ、ダメージのみ進行するので、注意です!

これらが、最低限守ってほしい事ですね。

このことを守ってサロンでも、ご自宅でもキレイにカラーをして、日々過ごしましょう!

 


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ホームカラーとサロンカラーの違い

なんとなく髪の毛には悪いと分かっていても、美容室に行く時間が無かったり、面倒だったり、安く仕上がるからという理由で、ついつい簡単手軽なホームカラーをやった事、皆さんも経験あるかと思います。

そこで、美容室で染めるサロンカラーと、自分で染めるホームカラー、どれくらい違いがあるのかお伝えしたいと思います。

ホームカラーのメリットとは

①安い

②早い

③美容室に行く時間が省ける

④自宅で好きな時にできる

⑤家事をしながらできる

…など。

好きな時に安くお手軽にできちゃうホームカラー。忙しい方にはもってこいのものですね。

サロンカラーのメリットとは

①キレイに仕上がる

②髪が傷みにくい

③似合う色を提案してくれる

④思い通りのカラーになる

⑤色持ちが良い

⑥おしゃれなカラーができる

⑦トレンド(流行)のカラーができる

⑧デザインカラーの幅が広がり、自分ではできないカラーができる

…など

 

美容室のプロならではのヘアカラーができ、思い通りのヘアカラーができますね。

そこで、ホームカラーとサロンカラーの違いを比べると、明らかに大きな違いがあります!

 

使用する薬剤の強さの違い

ホームカラー ⇒ 薬剤の強さは一種類のみ!(誰でも染められるよう、強いものが多い)

サロンカラー ⇒ カラー、ブリーチなど薬剤の強さが強いものから弱いものと種類が多い

これを見るとホームカラーのものは強さが一種類なので、明るくしなくてもいい所にも同じ強い薬剤を使用するため、必要以上に髪にダメージを与えます。

 

色の種類の違い

ホームカラー ⇒ 色の種類が少なく、仕上がりの髪色の調整、判断が難しい…

サロンカラー ⇒ 色の種類が多く、希望に合わせて色を調合し、好きな色を作ることができる!

美容室で染めると、好みのカラーに近づきます。

 

最も大きな違いとは!?

染め方

ホームカラー ⇒ 髪の根元も、毛先も同じ強い薬剤で染める為、必要以上にダメージを与えます。

サロンカラー ⇒ 髪の根元と中間、毛先で薬剤を使い分け、できる限りダメージを最低限にする事ができます。

カラー後のケア

ホームカラー ⇒ カラー後のご自身でやるシャンプー、トリートメントでは薬剤が残りやすい

サロンカラー ⇒ カラー後「乳化」という作業(テクニック)を行い、頭皮に残りやすい薬剤をキレイに落とすことができる

ヘアカラーは毎日のシャンプーや紫外線などによって徐々に色落ちしていきます。

その事を「褪色(たいしょく)」といいます。

個人差によって、色落ちしにくいカラーもありますが、髪の内部に浸透した染料が髪の内部にとどまらず、外に流れ出てしまうために起こる事が原因です。

 

そして、シャンプーの差は歴然!!

美容室でカラー用シャンプーと聞いたことあるかと思いますが、やはり市販のシャンプーは洗浄力が強く、ヘアカラーしたダメージ毛にいくらコンディショナーやトリートメントをしても、補いきれません。

美容室のヘアカラー用シャンプーはヘアカラーした髪の為のシャンプーですので、洗浄力も優しく、カラーの落ちも防ぎながら洗い上げてくれます。

ホームカラーとサロンカラーの違い

ここまで、たくさんホームカラーとサロンカラーの違いをお伝えしてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

決して「ホームカラーがすごく悪いもの!!」「してはダメ!!」と言っているワケではありません。ホームカラー、サロンカラーそれぞれの良い所があります。

時間がなく、タイミング悪く予約が取れない…など、そんな時にどうしてもホームカラーをする場合の注意点とアドバイスがあります!!

次回は「ホームカラーをする時の注意」を書いていきますので、

そちらも参考にして頂けたらと思います!

 


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メッシュって派手にならない?

「メッシュ」と聞いて、皆様はどのようなイメージを思い浮かべますか??

以前は若者が目立つようにやるデザインカラーでしたので、派手になるイメージが強いかもしれませんね。

しかし今は、メッシュのカラーデザインも豊富です!

お客さま一人一人の生活スタイルに合わせたデザインカラーをする事ができます。

メッシュとは

まずメッシュとはフランス語で「筋」という意味で、髪の毛のベースカラーと違った色で部分的に染めたり脱色したりするテクニックの事です。ヘアカラーにメッシュをとり入れると個性的な髪色を表現できます。その中でもさまざまな染め方があり、アクセントとして、毛束を大きくとって個性的なカラーを入れたり、明度差を出すためにハイライトやローライトなど組み合わせて髪の毛に動きを見せる3Dカラーと言われるカラーデザインもあります。

ハイライト

ハイライトとは、髪の毛のベースカラーよりも明るい色を筋状に入れるもので、ブリーチ剤や明るいカラー剤を使って、ベースカラーよりも明るい部分を作ることです。そうする事で、ヘアスタイルが自然な感じに軽くも明るくも表現でき、メリハリがつきます。重く見えがちなロングヘアーやパーマを更に立体的に動きがある様に見せる事もできます。

他には、白髪ぼかしで入れたりもします。根元が伸びてきても白髪が目立たなくなります!

ローライト

ローライトとは、髪の毛のベースカラーよりも暗い色を筋状に入れるもので、陰影ができ、奥行きが出ます。ハイライトと組み合わせて入れることでハイライトを更に生かすこともできます。

真っ黒に全体を染めたくないけど、髪色を少し落ち着かせたい時、トーンダウンさせたい時、パーマスタイルを更にメリハリをつけたい時に、ローライトもおすすめです。

また、顔周りにローライトのメッシュを入れると、小顔に見せる効果もあります!笑

メッシュって素晴らしい!

これまで説明した事をまとめますと、メッシュとは髪の毛の印象をいつもと変えたり、アクセントをつけて、派手にする事もできますし、自然なカラーに立体感を出すこともできるデザインカラーの事だったのです!

お客さま一人一人のヘアスタイル、ライフスタイルに合わせてできるデザインカラーですので、一人一人違ったメッシュカラーができる素晴らしいテクニックなのです!!

いつもと少し違ったヘアカラーをチャレンジするのも気分転換になり、違った自分を発見できるかもしれませんね。

 


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