色落ちしたくない!!カラーシャンプーとカラートリートメントを使いこなす!!

キレイに染まったヘアカラーを色落ちさせたくない!特に気に入ったヘアカラーは1日でも長持ちさせたいですよね。
でも、だんだん色落ちしてしまう…
そんな時に使いたいのが「カラーシャンプー」「カラートリートメント」です。
知ってる方も知らない方も、このブログを見て参考にして頂けたらと思います。

カラーシャンプーとは?

カラーシャンプーとは、シャンプー剤の中に色素(染料)が配合されていて、シャンプーのたびにその色素が髪に入り色を徐々に付けていくもので、ヘアカラーの色持ちをよくしたり、ヘアカラーをしたくない人やカラーしたいけど少しでも頭皮や髪に与える影響を減らしたい方におすすめなのがカラーシャンプーです。
そして、カラーシャンプーは使うたびに少しずつ髪に色を入れていくものが多いためヘアカラーのような即効性は期待できませんが、徐々にカラーリングするので自然に染めることが可能です。
すでにヘアカラーしている髪(ヘアカラーやブリーチで明るくなっている髪)の色持ちを良くしたり白髪への染色効果があります。髪質にもよりますが、カラー後から1週間は毎日使い続ければ通常のシャンプーで毎日シャンプーした時に比べて褪色具合が違ってきます。
ただし、黒髪に使用しても色はつきません。カラーシャンプーの種類は多いので、カラーの色持ちをよくしたいのか、白髪を徐々に染めたいのかなど、何を基準に選ぶのかもポイントです。
下記を見て頂けると分かるかと思いますが、様々な色味が発売されています。(メーカーによって異なります)
→赤系のカラーをしている人に
→アッシュ系のカラーをしている人に
ピンク→ピンク、赤系のカラーをしている人に
→金髪、黄色味を抑えたい人に
シルバー→シルバーアッシュ系のカラーをしている人に
イエロー→黄色系のカラーをしている人に
ブラウン→白髪染め、白髪ぼかしに
→白髪染め、黒染め、白髪ぼかしに
など
この中でも多く使われているものが「ムラシャン」と言われている紫シャンプーです。
これはヘアカラーやブリーチの黄色味を抑えてくれる色になります。
また地毛の白髪が黄味がかった人でも、黄味を抑えてキレイな白髪に見せてくれます。
最近ではシルバーシャンプーも人気色です。
 メーカーによって、強みが色味なのか、成分の良し悪しなのかが違ったりします。

色落ちの原因

ではそのカラーシャンプーを使う前になぜヘアカラーが色落ちしてしまうのでしょうか?
色落ちの原因は様々です。
・パーマやヘアカラーなどをしていて髪にダメージを受けている
・よく紫外線を浴びている
・高温でヘアアイロンやコテを使っている
・洗浄力の強いシャンプーを使っている
など
これらは軽減することはできても、完全に防ぐことは難しいものです。なので、カラーシャンプーを使うことで色落ちが防げるメリットは大きくなります。
こちらも合わせてご覧下さい。

メリットとデメリット

メリット

・ヘアカラーの色持ちが良くなる前述でもお伝えしましたが、カラーシャンプーの最大のメリットはシャンプーするだけでヘアカラーの色持ちを良くする事。

・白髪対策ができるカラーシャンプーの中に染色液が含まれていることで、時間をかけて少しずつ染めることができるので白髪対策におすすめです。また白髪染めを使った後の色落ち対策として使用することもできます。白髪が気になる人や、白髪染めの色落ちが気になる人におすすめのシャンプーです。

・徐々に白髪が染まっていくので周りに気付かれずに済む。
・止めたいときにやめれるカラーシャンプーは脱色効果はなく、髪に着色するのみなので、使用をやめれば次第に元の髪色に戻ります。

デメリット

・ダメージケア効果はない
・効果に個人差がある
・通常のヘアカラーが染まりにくいことがある
・薄毛のリスク、頭皮が荒れることがあるカラーシャンプーは、カラーリング効果があるアイテムの中で見ると頭皮に対して与える影響は小さくなっています。しかし、一般的なシャンプーとは違って染色液が含有されているため、頭髪の状況によっては薄毛の原因になることがあります。
使用して抜け毛が多くなるなどの症状が見られる場合は要注意です。使用して頭皮のかゆみを感じる場合も、薄毛の原因になることがあります。
また、シャンプーに含まれている成分が頭皮に合わないと頭皮が荒れることがあります。かゆみや赤みなどの症状が出るほか、フケが増えるなどの症状が見られるのも特徴です。女性は男性に比べると、加齢に伴う薄毛のリスクは小さいのが特徴ですが抜け毛やかゆみ、フケなどの症状が見受けられたら使用を止めて様子を見るようにしましょう。

カラートリートメントとは?

カラートリートメントは、カラーシャンプーと同じで使用していくうちに色素が髪の表層部に徐々に浸透・蓄積し、髪を染めていくヘアマニキュアなどと並び、半永久染毛剤とされています。使い方や染まり方の特徴が製品によって異なり、黒色の髪を明るくすることはできません。
そのため、ヘアカラーをしたことのないバージン毛や、暗い色味のヘアカラーを行っている髪にはおすすめできません。
カラーシャンプー同様、カラートリートメントは、白髪を目立たなくしたいという方や、ブリーチをして元の髪色よりも明るくなっている髪に色味を付けたいという方におすすめです。
カラーシャンプーとの違いはトリートメントですのでトリートメント効果があります。ですので、いつものトリートメントと同じ使い方で構いません。しかし水分をよく取った状態の方が色付きがいいと思います。使用方法は次をご覧下さい。

使用方法

カラーシャンプーはいつも使っているシャンプーと同じ使い方で問題ありませんが、より色持ちを良くするために次の事を意識してやってみて下さい。
1.いつものシャンプーでまず汚れをしっかり落として流す
2.カラーシャンプーで髪を泡立てる。泡立てた状態で3〜5分放置する(泡パック)
3.ぬるま湯ですすぐ
4.色が入るまで毎日使用する。好みの色になったら2、3日に1回の頻度で使用する。
ただし、カラーリングをした方はカラー後1週間は毎日使用、それ以降は週に2、3回の使用が理想
5.トリートメントも必ず使用する
カラートリートメントはいつものシャンプー後にするトリートメント方法でも構いませんが、色付きがあまり良くない場合は次の様に試してみてください。
1.タオルで水分を拭き取り色を付けたいところに満遍なくつけて5分放置(放置時間は商品表記に従って下さい)
2.放置後ぬるま湯ですすぐ

3.色が入るまで毎日使用する。好みの色になったら2、3日に1回の頻度で使用する。

ただし、カラーリングをした方はカラー後1週間は毎日使用、それ以降は週に2、3回の使用が理想
それでも入りにくい人はシャンプー後に完全に乾かして、もしくは、シャンプー前に乾いた状態でカラートリートメントを付けると色が付きやすいです。

優しいシャンプーで洗う

カラーシャンプーカラートリートメントは落ちた色に対し”補う”ためのものですが、洗浄力の優しいシャンプーを使い、色をなるべく”落とさない”シャンプーを使うのも一案です。

カラーシャンプーカラートリートメントは色が落ちてからでも効果ありますが、優しいシャンプーは美容室でシャンプーした次のシャンプーからが重要です。
市販のシャンプー洗浄力が強いです。1回のシャンプーで落ちます!!
「1回くらいいいか」で良い色が落ちてしまうのはもったいないので気をつけましょう。
優しいシャンプーでオススメを知りたい方はコチラをご覧下さい。
美容師がメデュラをオススメする理由

自分に合ったものを選ぶ

カラーシャンプーカラートリートメントは明るくなった髪に色味を入れたり、白髪ぼかしなどが目的です。どちらも染色するという点では共通していますが、含有されている成分や色のつき具合などはメーカーによって異なります。
そして、自分の生活基準を見て、カラーシャンプーカラートリートメント両方使うのか、どちらかのみ使うのか、どのメーカーを選ぶのかなど自分に合ったものを選んで使うといいと思います。
また、髪や頭皮の状態にあわせて使うことも大切です。カラーシャンプーによる頭皮のトラブルリスクにも気を付けましょう。
天然色素のヘナを配合したカラーシャンプーもあります。ヘナの持つトリートメント効果でツヤとハリを与え、ジアミン(酸化染料)などを使わず、自然の力で染めていくので、毎日使えて髪や頭皮への負担が少ないものが多いようです。
ヘアマニキュアなどと同じ「半永久染毛剤」に該当するカラーシャンプーカラートリートメントは、平均週1~2回の使用が目安ですが、色落ちが激しい場合や効果が出にくい場合は前述の通りの使用方法にすると良いと思います。使用頻度や使用方法は商品表記の指示に従い正しい方法で使用して、新たなカラーの可能性を広げてみましょう♪

 


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髪に良い食べ物ランキング!!

 

今回は髪に良い栄養素と、それを多く含む食べ物を紹介します。

ただ、髪に良い食べ物だからといって、そればかりを食べていても意味がありません。健康で美しい髪を作るために大切なのはバランスの良い食事。

健康的な髪はあくまで健康な体だからこそのもので、偏った食事では健康な体も髪も作ることができません。

髪の健康が気になる人は、髪に良い食べ物を積極的に取り入れていきましょう。

結果的には、身も心も健康になるでしょう。

髪に良い栄養

健康的でツヤのある強い髪を作るには「しっかりした毛包が育つ健康的な頭皮」と「強い毛幹が育つ健康的な体」が必要です。

そしてそれらを作るために特に重要な栄養素は「たんぱく質・ヘルシーな脂肪・各種ビタミン・ミネラル」です。

それぞれの栄養素についてまとめてみました。

たんぱく質

髪の約90%以上はケラチンというたんぱく質でできています。このケラチンを構成する元のアミノ酸であるメチオニンは必須アミノ酸で、体の中では生成できません。なので食事でたんぱく質をとらないと、髪の原料は不足していくことになります。

たんぱく質が不足すると髪が細くなるだけでなく、色素細胞の機能が低下して白髪が増えやすくなります。

オメガ3脂肪酸

髪の毛幹、頭皮の細胞膜、頭皮や髪が乾燥するのを防ぐ脂を作るのに必要な成分。

青魚によく含まれていることで有名なDHAやEPA、また植物油・ナッツ類によく含まれるαリノレン酸などは、このオメガ3脂肪酸に分類されます。不足すると髪が乾燥し、もろくなり、髪の毛の成長が遅くなり、フケも増えます。

各種ビタミン

ビタミンは他の栄養素がうまく働くための潤滑油のような存在で、強くて美しい髪を作るためにも重要です。ほとんどが体内で作られないので、食事でしっかりとる必要があります。

ただし過剰摂取は逆に体に悪くなる事もあるので注意が必要です。

ビタミンA

頭皮の新陳代謝を促進させ、健康に保つ働きがあります。不足すると乾燥しやすくなります。

ビタミンB群

たんぱく質が髪になるために必要。他にも頭皮の健康を維持したり、血行を良くする働きもあります。

ビタミンC

髪を太く強くするコラーゲンの生成を助けます。髪の天敵のストレスを抑制する働きもあります。

ビタミンE

毛細血管を広げ、髪への栄養の運搬をスムーズにします。

ミネラル

ミネラルも体内で作ることができないため、食事での摂取が重要です。特に現代人はミネラル不足の人が多いと言われています。摂り過ぎても体に良くないので注意が必要です。

亜鉛

様々な酵素の材料になる重要なミネラル。また、抜け毛の原因である5αリダクターゼを抑制する働きがあるとされており、抜け毛対策にとっても重要な栄養素といわれています。

カルシウム

カルシウムが不足すると脳の神経細胞の働きが悪くなります(イライラするのはそのため)。すると髪の生成がスムーズにいかなくなり、脱毛の原因にもなり得ます。

セレニウム

とても強い抗酸化作用があり、髪の老化を防ぎます。

鉄分

 血行を良くします。

髪に良い食べ物TOP10

1位 卵

卵には、髪が生成されるために必要となるほとんどの栄養素が含まれていて、髪の材料となるタンパク質も豊富です。

また、黄身には『ビタミンH』という、ビオチンも豊富に含まれいて、ビオチンは髪を作る事に優れたアミノ酸の代謝を促進する働きがある育毛効果の高い成分で、卵は発毛・育毛効果の高い食べ物です。

ただし、生卵やスクランブルエッグなど、白身と黄身をかき混ぜる食べ方だと、効果が薄れてしてしまいます。

その理由は、白身にはアビシンというタンパク質が含まれており、これが黄身の中にあるビオチンと結合すると、ビオチンが体内に吸収されるのを妨げてしまいます。卵をかき混ぜれば混ぜるほど、育毛効果はなくなってしまうのです。

ビオチンを効果的にとるためには、ゆで卵や目玉焼など、“かき混ぜない状態で過熱している卵料理”が最適です!

他にも、卵には亜鉛、セレニウム、鉄も含んでおり、育毛効果抜群の食べ物です!

2位 クルミ

ナッツ類は髪に良い栄養素がありますが、その中でもクルミの栄養価はトップクラスで、αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)やビタミンE、亜鉛を豊富に含むだけでなく、頭皮の健康を守り、コラーゲンの生成を促進する”ビオチン”、髪を黒く美しく保ってくれる”銅”なども豊富に含んでいます。

3位 牡蠣

 亜鉛が豊富なことで有名。

厚労省の「日本人の食事摂取基準2015年版」によると、1日の摂取基準量は男性が10mg(上限40mg)、女性が8mg(上限35mg)ですが、カキなら2粒で約16mgが摂取できます。

4位 緑黄色野菜

その中でも人参はベータカロチンが豊富です。ベータカロチンは抗酸化作用だけでなく、体内でビタミンAに変わり、頭皮の新陳代謝を促進させ、天然のコンディショナーとなる皮脂の形成を助け、頭皮を健康に保つ働きをします。

ほうれん草やケールなど、濃い緑の葉もの野菜は、カルシウムや鉄分も豊富です。

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、摂り過ぎはよくないのですが、不足すると乾燥し、ふけが出やすくなります。

5位 鶏肉

 鶏肉はタンパク質が豊富です。特にむね肉やささみは脂肪分も少なく、良質なタンパク質が摂れます。

髪の99%はアミノ酸が結合してできたケラチンというタンパク質ですが、鶏肉には、髪を構成する必須アミノ酸がバランスよく含まれ、さらに頭皮を乾燥から守るコラーゲンも含まれています。

鉄分も豊富に含まれているので、血行もよくします!

髪に十分なタンパク質が与えられないと、髪質は弱く崩れやすくなり、さらにひどくなると髪の色が抜けやすくなってしまう場合もあるので積極的に摂りましょう!

6位 豆類

大豆や、いんげん、レンズ豆などの豆類は、ヘアケアにとても良いです。

髪にツヤを与えるためには、タンパク質に加えて鉄分や亜鉛、ビオチンなどが必要で、豆類にも含まれているビオチンは少量の摂取で十分です。しかし足りなくなると髪がもろくなります。

日本は豆腐や納豆、味噌など、豆の加工製品も豊富なので、手軽に摂取できる食材でしょう。

 7位 青魚・鮭

DHAやEPAのオメガ3脂肪酸なら、サンマ、カツオ、サバ、マグロ、イワシ、ブリ、ニシン、マスなどの青魚や、鮭に豊富。そのほか各種ビタミンやミネラルもたくさん含んでいます。

これらの栄養素は髪にツヤを出し、強く健康にします。

8位 乳製品

牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品にはカルシウムが多く含まれていて、髪の成長に必要不可欠な栄養素です。

カルシウムが不足すると脳の神経細胞の伝達が鈍くなり、発毛の指令が毛母細胞に伝わりにくくなって発毛や脱毛の原因となります。

乳製品にはホエーとカゼインという高品質なタンパク質も豊富に含まれています。

9位 海藻

わかめ、ひじき、昆布などの海藻はヨードを多く含み、甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進します。

ミネラル・ビタミン・食物繊維も豊富に含まれています。

ただ、昔からよく言われていた「海藻を食べると髪が生える」という話には、医学的根拠は無いようです。

専門家などが進めるのは、現代人に不足しがちな栄養素なので、積極的に摂るようにという事から言われているようです。

10位 ビターチョコレート

ダークチョコレート、ブラックチョコレートとも呼ばれ、カカオマス40~60%のチョコレートのことです。

このカカオ分にたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが含まれており、髪に良いとされています。豊富に含まれているポリフェノールのおかげで抗酸化作用、がん抑制も期待できます。

番外編 ブルーベリー・トマト

どちらもとても強い抗酸化力があります。

抗酸化作用の主役はブルーベリーに含まれる”アントシアニン”(ポリフェノールの一種)。これが髪だけでなく、体全体の老化を防いでくれます。ビタミンEやビタミンCも豊富です。

トマトの抗酸化作用はリコピンという栄養素です。美肌・美容成分として有名なリコピンですが、頭皮環境を整え、強く美しい髪を作ります。

またリコピンには「調理・加工されても成分が壊れにくい」という特徴があります。トマトそのものでなくても、トマトソースの缶、トマトジュースなどからも手軽に摂取できます。ビタミン・ミネラルも豊富に含みます。

本質の美容

髪の外から補うトリートメントももちろんする価値はありますが、きちんとバランスのとれた食生活をすることで体の中から健康な頭皮と髪、そして健康な体を作ることが出来ます。

これを美容業界では、本質の美容呼びます。

 

 


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美しい髪に必要なビタミン知ってますか??

髪とビタミンは密接な関係にあります。

すでに公開されているアルゴのブログでもビタミンに関して触れているものもありますが、今回はもっと詳しくビタミンが髪や頭皮にどのような影響があるのか詳しく書いていきます。

ビタミンの種類はたくさんありますが、育毛をするなら「髪に効くビタミン」を押さえておきたいところです。

反対に、過剰摂取で髪に悪影響が出るビタミンもあるので、併せてお伝えしていきます。

育毛目的で注目度No. 1のビタミン類とその効果をみていきます!

ビタミンB2・B3(ナイアシン)

「髪の生成を助ける、促す」

髪を健康に保ちます。

皮脂の分泌をコントロールする働きがあり、不足すると髪は乾燥して、枝毛や切れ毛の原因になったり、反対に皮脂が過剰分泌し、頭皮環境が悪化し、抜け毛を招く事もあります。

B2は“発育のビタミン”とも呼ばれ、成長期の子供には欠かせない栄養素で、不足すると発達障害を招く恐れがあるといわれるほど大切な栄養素です。

B3は血行促進、血液循環改善に役立ち、皮膚や髪の機能を正常に保つ役割があります。

ビタミンB6

「これがないと髪が作られない」

髪の主成分となるケラチンというたんぱく質はこのビタミンB6がないと形成されません。

たんぱく質をどれだけとってもビタミンB6が無いと髪が作られません。

ただ、B6は体内でも腸内細菌によって作られるので、比較的不足しにくいのですが、不足すると健康な髪が形成されずに、抜け毛や薄毛、白髪などになりやすいと言われています。

妊娠中や授乳中はホルモンバランスが崩れてビタミンB6の消費量が多くなるため、産後の抜け毛対策のためにも意識して摂取したいビタミンです。

頭皮のかゆみや乾燥を防ぐこともできます。

ビオチン(ビタミンB7、ビタミンHともいう)

「とにかく髪に良い!」

・皮膚や髪の健康維持
・髪の寿命を延ばす
・皮下組織の毛細血管を太くして血流を上げる
・全身の皮膚(頭皮も)の新陳代謝を活発化
育毛目的でビタミンを摂るならビオチンは特に重要!水溶性なので過剰摂取での問題は少ないです。
ビオチンは、コラーゲンの生成にも優れています。コラーゲンは肌によいだけでなく、髪の太さやツヤをもたらすたんぱく質の一種になります。
ビオチンは体内でもつくられますが、生卵をよく食べる人は要注意!生の卵白には、アビジンというタンパク質が含まれ、ビオチンの吸収を妨げます。

また、喫煙もビオチンを消費するので、たばこを吸う人は意識的に摂取したい栄養素です。

葉酸(ビタミンB9)

「血液を造る」

妊娠期に必要な栄養素というイメージがありますが、実は髪にも優れた効果があります。

葉酸には、造血作用があり、血行が促進されます。すると頭皮に栄養が行き渡り、毛母細胞が活性化して、健康的な髪を育てることができます。

また葉酸は、ビタミンB12とともに、黒髪にするためのメラニン色素を形成する働きもあります。薄毛や抜け毛だけでなく、白髪でお悩みの方にとってもうれしい効能のひとつです。

育毛目的では上記のビタミンB群をバランスよく摂ることが望ましいでしょう。
 

ビタミンA

「頭皮のターンオーバーを促す」

体の免疫システムをサポートしていて、頭皮の健康を保つために必要な栄養素です。頭皮のターンオーバーに有効な働きをしてくれます。 また、白髪の防止や抜け毛を防止してくれる働きもあります。

不足すると頭皮の環境が悪化し、抜け毛や髪の艶がなくなってきたり、フケが出やすくなります。

頭皮が硬くなり、栄養障害を引き起こしたり、薄毛・抜け毛・細毛の原因になりす。

 

ビタミンE

「若さ維持のビタミン」
・血管の掃除屋・若返りのビタミン
・頭皮細胞を壊す過酸化脂質の生成を抑える
・血管の保護や血行促進作用
・ビタミンCと一緒に摂ると効果が上がる
脂溶性なので過剰摂取に少し注意が必要です。

 

過剰摂取は要注意!!摂りすぎると髪に良くないビタミン

“ビタミンは体に良い”という考えが一般的ですが、摂りすぎるとマイナスになるビタミンも存在します。

それはビタミンAとビタミンEです。

これらは脂溶性ビタミンで、過剰摂取しても尿として排出されず、体内に蓄積されるビタミン群です。

 

サプリメントはどうなの?

サプリメントは飲みやすくて便利ですが、出来れば自然の食物から栄養を取る事をお勧めします。

あまりサプリメントに頼ってしまうと自然の物から栄養を取りづらい体質になってしまうのと、簡単に飲みやすいが故に過剰摂取しやすいからです。

過剰摂取の副作用で髪にも身体にとっても逆効果では何の意味もありませんから…

 

バランスの良い食事を心がけましょう!

ビタミンは相互作用によって機能するので、あらゆるビタミンをバランスよく体内に取り入れる事が必要です。

そのためには“バランスの良い食事”が大切!

育毛剤や育毛シャンプーなどのケアはもちろん有効ですが、日々バランスのよい食事を心がけていくことも、薄毛・抜け毛対策のベースとなります。

育毛効果のあるビタミン、そしてバランスの良い食生活で、健康的な髪を育てていきましょう!!


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あほ毛ってなんでできるの??

普段からトリートメントやオイルでケアをしているのに、束ねた髪からピンピン飛び出てきたり髪表面に出てくるぱやぱやとした細い短い毛。
これを「あほ毛」や「ホヤ毛」「ピン毛」と呼ぶ人も多いと思います。
しかしこの毛はどうして出来てしまうのでしょうか?

あほ毛とは?

あほ毛とは髪の表面からピンピン跳ねたりうねったり、ぱやぱやした細い毛が飛び出てしまう短い髪の毛のことを言います。
更に言うと、1990年頃の日本における美容分野発祥の若者の言葉として「あほ毛」と言う言葉が出来ました。
あほ毛には「新しく生えてきた成長途中の髪の毛」と「何らかの原因で途中で切れてしまった短い髪の毛」の2種類があります。

あほ毛が出る原因

表面に出来る短い髪の毛は色々な原因が考えられます。

1.生活習慣の乱れ
2.ホルモンバランスが崩れている(出産やストレスなど)
3.頭皮の血行不良や毛穴の汚れ
4.ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)の乱れ、毛髪サイクルの乱れ
5.間違ったヘアケアをしている

など原因はさまざまです。

例えば間違ったヘアケア、頭皮ケアをしていると…毛穴がつまり髪の毛が正常に生えてくるのを邪魔してしまいます。そしてまっすぐ生えることができず、長く伸びる事ができなくなり、うねったりチリチリしたあほ毛のような短い髪の毛になってしまうのです。
それは、シャンプーの際に洗い残し流し残しなどが原因で頭皮にダメージを与えてしまうためです。
更に紫外線などで頭皮にも髪にもダメージを受けてしまいターンオーバー(細胞の生まれ変わり)が遅れて抜け毛が増えたり、髪も栄養不足になり切れ毛が増え最終的にあほ毛になるとも言われています。
これは普段のブラッシングにも注意が必要です。
ブラッシングをする際に必要以上に強くやってしまうと髪の毛がダメージを受けて切れ毛ができてしまうこともあります。
ドライヤーでの乾かしすぎも髪の毛がチリチリしてしまう原因に!!

あほ毛防止

あほ毛になってしまう原因をお伝えしましたが、そのあほ毛を直すには?または、あほ毛ができないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、ターンオーバー、毛髪サイクルを整えることが大切です!!
そのためには、まず生活習慣の見直しとヘアケア、頭皮ケアの見直しが必要になります。
詳しくは…
『頭皮に優しい正しい髪の洗い方』 『髪がパサつく原因』  『正しいドライヤーのやり方』

ここにも書かれているように、髪をよくするためにはまず頭皮ケアから。
自分に合ったシャンプーでしっかり泡立てて洗うこと、しっかり濯いで流すことが大切です。髪の保湿もしっかり行いましょう。そして、正しいドライヤーのやり方で丁寧に乾かすのも大切です。
それと同時に生活習慣を見直し改善することによって、身体の調子を整えることも大切です。

出来てしまったあほ毛は、トリートメントオイルやトリートメントクリームなどで落ち着かせるか、やわらかめのWAXで、ベタつかない程度に撫で付けたり、ハードスプレーなどで軽く吹き付けてあほ毛を抑えるなどの方法があります。詳しく聞きたい方はいつでもARUGOスタッフに聞いて下さいね!

あ!あほ毛が気になるからと言って決して抜いたりしないようにして下さい!笑


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飲酒をすると薄毛になる!!って本当??

信じ難い言葉に動揺してる方もいるでしょう…

お酒が大好きな方からすればショッキングな話だと思いますが、本当の話です…

お酒は昔から百薬の長といわれてきました。

その理由は

・エネルギー源となる

・神経をリラックスさせることができる

・血行を促進する

・睡眠作用がある

・食欲を増進する

という効果があるからです。

今で言うスーパーフードですね!

ん?スーパードリンク?ですかね!

飲酒量が適量であれば、この効果が得られます。それを知っていれば心置きなくお酒を楽しめますよね♪

(*お酒の種類によって適量が違うので、適量についてはブログの最後をご覧下さい。)

ただ、飲みすぎはNGです。薄毛を招きます。

一体何が原因なのでしょうか?!

飲酒と髪の毛の意外な関係

摂取したアルコールの大半は肝臓で分解されることは皆さんご存知だと思います。

アルコールは胃で20%、肝臓で80%が分解されます。

お酒を飲むと血液にはアルコールがたくさん含まれ、全身の血液の20%は肝臓へ運ばれます。

肝臓は人体の臓器で1番大きく、温度が高い臓器です。栄養分を分解し消化液を作ったり、余った栄養分を貯蔵するほか、毒素の中和も行っています。

アルコールは肝臓で糖になる

肝臓で分解されたアルコールは糖に変わります。糖は生きて行く為にとても大事なエネルギー源となります。

ところが、お酒を飲みすぎると分解された糖が増えすぎて、エネルギーとして使い切れず肝臓に貯まっていきます。

すると貯まった糖は脂肪に変わり、貯まりすぎると脂肪肝になってしまいます。

ちなみに…糖が多いと言われている日本酒は、1日に1リットル飲む生活を5日続けるだけで、ほとんどの人は脂肪肝になると考えられています。

脂肪肝になると、肝臓が機能せず栄養素の分解がうまくいかなくなり、全身に必要な栄養が運ばれなくなってしまいます。

体内の糖が増えすぎると、肥満や血行不良にもなります。心臓から離れている頭皮の毛細血管にも十分な栄養が行き渡らないだけでなく、頭皮の皮脂分泌が増えるため抜け毛や薄毛の原因になるというわけです。

それならと育毛剤などを使用しても、皮脂が多いと効果が弱まってしまいます。

正直、ここまでくると、頭皮や髪の問題だけではなさそうですが……

髪の元になる成分も減る…

アルコールが肝臓で糖に分解される際にエネルギーとして使われる成分があります。

その成分は、システイン、メチオニンというアミノ酸の一種です。

髪はタンパク質で構成されていて、そのタンパク質を形成するのが、システインやメチオニンです。

つまり、アルコールを過剰摂取すると髪を作るのに必要な成分をアルコールを分解する事にたくさん使われ、髪の毛を作りづらくなってしまいます。

そのうえ有害物質が発生する

肝臓がアルコールを分解する際にアセトアルデヒドという有害物質が発生します。しかし通常であればこれも肝臓で分解され無害な酢酸となり、問題はありません。

ところが、お酒を飲みすぎるとアセトアルデヒドの分解が間に合いません。そして血液と一緒にアセトアルデヒドが体中を巡ることになります。有害物質が体内を巡ると聞いただけでも怖いですよね。。

アセトアルデヒドは、DHTというホルモンを増加させます。

DHT(ジヒドロテストステロン)は、抜け毛の原因となるホルモンです。

お酒を飲みすぎて、肝臓でアセトアルデヒドが分解されなかった場合に、それが血液に乗って体内を巡るとDHTが増えるというメカニズムになっています。

適量の飲酒は薄毛予防になる!?

飲酒は髪の毛にとって相当悪いことな気がしてなりませんが、文頭にもあるように飲み方を気をつければ、飲酒に対する薄毛の心配はありません。むしろお酒の効果で予防にもなります。

大切なのはお酒を飲む量

では、薄毛対策の為にはどれくらいのお酒を飲むのが良いのでしょうか。

適量と言っても、具体的な数値が無いとよくわかりませんよね。

これまでにアルコールの摂取量について研究された結果、髪にも身体にも悪影響を与えない量は下記の量のアルコールを摂取している場合だということがわかっています。

・男性…純アルコール10g〜19g

・女性…純アルコール9g

これを元に、厚生労働省は、適度な飲酒を『純アルコールで1日平均20 g程度まで』としています。

お酒の種類ごとに純アルコールが20g程度になる量はどれくらいなのでしょう。

お酒の種類 純アルコールが20g程度になる量
清酒 180ml(1合)
ビール 500ml(中瓶1本)
ワイン 200ml
焼酎(35度の場合) 70ml
ウイスキー・ブランデー 60ml

ただし、アルコールが分解できる能力には性別による差や個人差もあります。

そこで厚生労働省は、下記の人は飲酒量を目安よりも控えるよう注意を促しているそうです。

・女性

・少ないお酒で顔が赤くなるなど、アルコールの分解能力が低い人

・65歳以上の人

え!これっぽっちしか飲んじゃダメなの?!と思う方もいるかもしれません…ダメと言うわけではありませんが…

そう。これっぽっちなんです!!

じゃぁ飲まない人は薄毛にならないわけ?!

と言われると、そう言うわけでもありません。薄毛にも色々な理由があるので…

あくまでも原因の一つ。その中での目安です。

スーパーフードなどもそうですが、いくら体に良いものでも過剰摂取はかえって悪影響になる事があります。

それぞれご自身の身体と向き合って、心も身体も…髪も!健やかに過ごせたら…と思います。

 


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美容室でやり直しってできるの?

今回は「美容室で施術してもらったけどなんかイメージと違う…」「美容室での仕上がりは良かったのに自分でやったら気になるところ見つけた…」など、行きつけの美容室でも、そうでない場合でも…
そんな時やり直してもらえるのか?いつまでに直しに行くべき?料金はかかるの??
もしくは、気まずくて行きにくいなぁ〜など、色々気になって一歩踏み出せないあなたへのアドバイスも含めてお伝えしたいと思います!

やり直ししてもらう事は可能??

基本的にどの美容室も受け付けています。
美容室にとってやり直しは義務ではありませんが、大体の美容室が保証期間中であれば無料でやり直しできます!
しかし店によって「やり直し不可」の所もあるようです。やり直し不可の場合は施術前に書面にてサインするケースもあるみたいなので、新たに行く美容室ではやり直し可能なのか、事前に確認しておくことをお勧めします。

やり直し期間はいつまで??

これも美容室によって異なりますが、約1週間〜10日と決めている所が多いようです。
ちなみにARUGOでは、全メニュー1週間〜10日がお直し期間となっております!

どの範囲まで無料で直してもらえるの??

・イメージしていた長さと違う。
・ヘアカラーが染まってない、ムラがある
・カウンセリング時より色が明るい、暗い
・パーマがかかってない、取れてしまった
など・・・

カウンセリング時や最終的に決めたスタイルと変わる、もしくは、技術内容を変える場合は料金が別途かかる場合があります。
・スタイルチェンジ(例えば2㎝以上のカット)
・カウンセリング時に決めたカラーとは違うカラーへの変更
・カウンセリング時に決めたパーマスタイルとは違うパーマスタイルへの変更
・技術内容の変更
など・・・

例えば、「アゴラインの長さのボブとオーダーし数日過ごしたが、やはりショートにしたい」は無料範囲外のスタイルチェンジになります。

「パーマをかけてその時は良かったけど、自分でセットが上手くいかないからストレートに戻したい。」は美容師側のミスの可能性もあるので、どちらとも言えません・・・まずご相談に来て下さい。

本当に料金はかからないの??

そして、いざお直し!!あ、でも本当に料金はかからないのかな?!心配になりますよね。
これも美容室によって異なります。
しかし前述したような例外もありますが、基本的には保証期間中なら無料で直せます!

ちなみにARUGOでも、もちろん対応します!!(スタイルチェンジの場合は料金を別途頂くことがありますのでご相談下さい)

 

嫌がられたり、気まずくない?

これもお客様からしたら、やり直してと言いにくいし気まずい…と思っている方も多いかもしれませんが、嫌がりませんし、気まずくもありません!!
むしろ私たち美容師からしたら、直しに来てくれる方も大切に思いますし、教えてもらえて嬉しい気持ちもあります。なぜなら、次に活かせるからです。その為にもARUGOでは新規来店のお客様でカラー、パーマ、ストレートの施術をした方に限り、やり直し希望の方も満足して下さった方も1週間〜2週間後シャンプーとトリートメントを無料でさせて頂くというサービスをしています。この機会を通じて感想をお伺いして、満足度を上げる努力をしています。
お客様側からすると気まずいという気持ちがあるかもしれませんが、ヘアスタイルをより良くする為ですので、些細な所でも美容師に対して気を遣わず、どんどん教えて下さい!!


このブログは湘南・茅ヶ崎にある美容院『ARUGO』が提供しています。

お問合せ等ありましたら、下記ご連絡先へお願い致します。

0467-40-4048

営業時間:10:00~20:00

定休日:火曜日・第三水曜日

頭皮にかさぶた!脂漏性皮膚炎?カラーやパーマはしていいの?

最近フケが多くなってきた、頭皮が痒いしベタつく…

フケは、頭皮の角質細胞が剥がれた物で、健康な頭皮でも新陳代謝により発生します。
毎日シャンプーしているのにやたらとフケが多くてベタつく、痒みがある、なんか普通とは違う感じがする…
そんな症状と同時に、赤く炎症している、抜け毛が多い…
などの症状はありませんか?
それは「脂漏性皮膚炎」の可能性があります。

では、脂漏性皮膚炎とは一体どんな病気なのでしょう。

脂漏性皮膚炎とは

頭皮にカビ(マラセチアという真菌)が異常発生し、常にベタベタしている状態になります。

(頭皮だけに限らず、鼻のわきや耳の中、耳の後ろなどがベタついたり、皮膚がポロポロとむけ、痒くなるのが特徴です)

カビから分泌される酵素リパーゼが脂肪酸を作り、それが頭皮を刺激し、頭皮全体に炎症が起こりやすくなり、フケや痒みの原因になります。

炎症は白血球が生み出す活性酵素により生じるもので、頭皮全体に大きなダメージを与えます。

その為、頭皮の新陳代謝が悪くなり、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいます。そしてヘアサイクルも乱れ、頭皮が硬くなり男女問わず抜け毛が増えてしまいます…。

カビは通常、誰の皮膚にも存在しますが日常生活の中でそのカビを異常発生させる要因があります。

例えばストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、ビタミン不足、洗顔・洗髪不足などです。

一度、脂漏性皮膚炎になるとなかなか治りにくいです。疑わしいと思ったらまず早いうちに皮膚科で診てもらいましょう。

皮膚科ではポピュラーな病気で、女性よりも男性(特に30代〜50代)に多い傾向があります。

脂漏性皮膚炎は移る?!

脂漏性皮膚炎と診断された時、美容室は行っても良いの?!移ったりしない?などと心配する方もいると思います。
脂漏性皮膚炎は細菌に感染しているわけではないので、他の人には移りません!大丈夫です。

カラーやパーマはしても良いの?

色々心配が出て来ますよね。
結論から言うと、頭皮に炎症が起きていたり、かさぶたが出来ているような状態では、パーマやカラーはしばらく我慢するべきです。

カラー

ヘアカラー剤はアルカリ性で、頭皮に刺激を受けやすいです。アレルギーの原因となり得るジアミンという刺激の強い成分が含まれています。

脂漏性皮膚炎の人は症状を悪化させる可能性が大です。

オーガニック系やヘナなど、ジアミンフリーのカラー剤もありますが、植物性であっても肌への負担となることがあります。

赤みを伴う炎症や痒みがあるときはカラー自体控えた方が良いですが、それでもどうしてもカラーをしたい方は、頭皮から少し浮かせて薬剤を塗布する方法が良いでしょう。

白髪染めであればヘアマニキュア(酸性カラー)もアリです。

とは言え、薬剤を流す時に多少なりとも頭皮に触れるので、正直絶対大丈夫とは言い切れません。

担当の美容師とよく相談して決めましょう。

パーマ

パーマ液も基本的にはアルカリ性です。

カラー剤も同様、アルカリ性の溶液には、皮膚や髪のたんぱく質を壊す性質があります。

脂漏性皮膚炎の頭皮は肌表面の角層が薄くなってバリア機能や保湿機能が失われた状態…

その状態でパーマ液が頭皮に触れるのは、より刺激を受けやすいのでおすすめできません。

ロングヘアで、頭皮に触れないよう毛先だけにパーマをかけるのはOKですが、根元からパーマをかけるのはやめましょう。

また、ショートヘアでパーマをかける時は特に頭皮に薬剤が触れるのでパーマは避けた方が無難です。

頭皮が炎症を起こしている時は、カラー剤もパーマ液も触れるだけでかなりしみるはずです。

ヘッドスパ

毛髪への効果や頭皮トラブルへの効果から考えると、ヘッドスパは脂漏性皮膚炎に効果的のように思えます。

ですが!!

実際には炎症や頭皮トラブルを悪化させるリスクも伴う可能性があります。

まず大前提として脂漏性皮膚炎の頭皮はとてもデリケートです。

そして、ヘッドスパを行う際には、オイルやクレンジング剤を使用するのが一般的です。

このようなものには、脂漏性皮膚炎に対して刺激となる成分が入っている可能性も高いです。

また、マッサージによる刺激も脂漏性皮膚炎に対しては逆効果となる可能性も考えられます。

とは言え、「絶対受けるべきではない」というわけでもありません。

ある程度脂漏性皮膚炎が改善している人や、治った人が再発の予防として行うのは良いと思います。

ただし、脂漏性皮膚炎の症状がひどい場合は、やめておくのが無難でしょう。

改善・予防

前述にもありますが、疑わしいと思ったら早いうちに皮膚科で診てもらいましょう。

もし脂漏性皮膚炎と診断されたら、お医者さんが処方した塗り薬や飲み薬を根気よく続ける必要があります。

ビタミン剤、ステロイド系抗炎症薬など、症状に応じて治療方針を提案してくれます。

症状がひどい時のシャンプーは抗真菌薬のシャンプー(ミコナゾール硝酸塩配合)を使うと良いでしょう。
回復してきたら、低刺激性のシャンプーに変更しましょう。

低刺激性のシャンプーは必要以上に皮脂を落とさないことから過剰に分泌される皮脂をコントロールすることができます。また保湿性も高く、かゆみを軽減する作用もあります。

元々頭皮のトラブルがない人でも、低刺激性のシャンプーを普段から使う事でトラブルの予防になります。

ARUGO超オススメシャンプー「Naruシャンプー」ご覧下さい。

そして一番大事なことは日常生活を改善することです。

身体を清潔にする、睡眠をしっかりとる、バランスの良い食事を心がける。

特に脂っこい食事は極力控えましょう。脂肪分の多い食事を続けていると、皮脂の分泌量が増え、カビの増殖を助けることになります。

積極的に摂ると良いものは、ビタミンBとビタミンC。

なかでも、ビタミンB2とビタミンB6が効果的です。ビタミンB2が多く含まれる食品は、牛肉、豚肉、鶏レバー、納豆、うなぎ、牛乳、ヨーグルトなど。肉が嫌いな方は、納豆をメインに摂ると良いでしょう。

ビタミンB6が多く含まれる食品は、マグロの赤身、カツオ、牛レバー、バナナなどです。

ビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早めるサポートをしてくれます。

頭皮が荒れてたら美容師は嫌がらない?

頭皮のトラブルがあって美容院に行く事を躊躇している方もいると思います。

どうしようか迷ったら、まずはどんな状況か見せに来てもらえると何ができるか判断しやすいかと思います。こちらが嫌に思う事はないので、安心して来て下さい!

今ある症状とうまく付き合っていきながら、今後のヘアスタイルの相談など、何か良いアドバイスが出来きたらと思います!

 


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美容室に行く頻度は?

美容室へ行く頻度って普通どのくらいなの??

自分の美容室に行く頻度の正解は??…と疑問に思ってる方いませんか??

美容室に行く頻度は、男女、ヘアスタイルによっても違いますし、パーマ、カラーによっても…と個人差があります。

ここではパターン別にご紹介したいと思います。

ヘアカットの場合

まずは、カットだけで美容室へ行くという方の頻度の目安は「1.5ヶ月~2ヶ月」です。

坊主やベリーショートの場合は1ヶ月くらいを目安にして頂きたいですね。

人間の髪は1ヶ月で平均1㎝~1.5㎝伸びると言われています。

そして、目安として以下の事が気になりだす頃がタイミングです。

・毛先が不揃いになり、まとまりが悪くなってきた

・毛量が増えてシャンプーやブローの手間が増えた

・切りたてのスタイルから形が変わってきた、またはバランスが崩れてきた

・毛先が傷んできた、枝毛がある

・前髪が伸びてきた

など、感じたら切りどきです。

ヘアカラーしている場合

ヘアカラーと言っても白髪染めなのか、おしゃれ染めなのかでも違いますが、だいたいは伸びてきた髪の根元が気になりだしたり、色が褪色してきたりなど見た目の変化で感じる事が多いと思います。

それを考えると「1.5ヶ月~2ヶ月くらい」が目安ですが、白髪染めをしている人の中には2~3週間で根元が気になってくる方も少なくありません。

目安として以下のことが気になりだすころがタイミングです。

・生え際や根元が伸びてきた

・ヘアカラーの色落ち(褪色)が気になりだした

・白髪が目立つようになってきた

・違う色のカラーをしたい(イメチェンしたい)

 

パーマしている場合

パーマスタイルの場合は「1.5〜2ヶ月くらい」が目安です。

スタイルにもよりますが、次のパーマをかけるまでの間に一度カットをする事をおすすめします。パーマが取れていなくても以下の事が気になりだす頃がタイミングです。

・毛先がハネたり、バラつきが気になる

・パーマがゆるくなっなような気がする

・髪の量が増えた

・ヘアスタイル全体のバランスが悪くなってきた

・収まりが悪くまとまらない

 

縮毛矯正などしている方は3ヶ月~1年が目安です。

伸びてきた地毛と矯正をかけている所の差が出てくると扱いづらくなってしまうので、伸びてきた根元の部分にクセが出ているかを見て気になるようでしたら美容室に行くタイミングです。

クセの強さによって頻度は幅広いですが、パーマと同樣次の縮毛矯正をかけるまでの間にカットをする事をおすすめします。2〜3ヶ月を目安にして下さい。

 

美容室に行く頻度

今回は美容室に行く頻度の目安をお伝えしましたが、これはあくまで目安で絶対!!ではありません。前述したように、同じカラーでも人それぞれ感じ方が違いますし、気になる度合いも違うので、自分が行きたいと思うタイミングで行くことがベストです。

そして、一定の頻度で美容室へ行く事がステキなヘアスタイルをキープするのに大切なことですので、担当の美容師と次に来るタイミングもぜひ相談してみて下さい!!

 


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サーファーが茶髪な理由

湘南はサーファーが多いです!!みんな髪が明るい気がします。そう!海に入ると髪が明るくなるんです!!

メカニズムと対策をお伝えしたいと思います。

1、紫外線

肌と同じで髪は日焼けします。

海は水面の照り返しによって紫外線の量が倍近くになります!!

日焼けした髪は表面のキューティクルが傷つき、剥がれてしまう事により、髪内部の色素が流出しやすくなります。

2、pH(ペーハー)

学生時代にリトマス試験紙で実験したのを覚えてますか?

酸性なのかアルカリ性なのかによって紙の状態に影響が出ます!!

pH2・・・酸っぱいレモンが酸性代表です。

pH4,5~5,5・・・ビ○レでおなじみ赤ちゃんの肌と同じ弱酸性は髪がもっとも安定する領域です。

pH7・・・水道水で中性です。

pH9~11・・・カラーやパーマの薬剤がアルカリ性となります。

pH11~13・・・ブリーチ剤が強いアルカリ性となります。

3、海水のpH

pH8~9です!!パーマやカラーと同じなんです!!

パーマやカラーはほとんどの薬剤が髪のpHをアルカリ性にして行います。なぜならアルカリ性にすることでキューティクルが開き、薬剤が届きやすくなるからです。

という事は、「海水のpHは薬が入りやすい」=「色が外にも出やすい」状態なのです!!

4、塩分

塩は水分を吸収する役割があります。分かり易く言うときゅうりの塩もみです(笑)水分が外に出ますよね?

この性質で海水が髪内部に届き、塩分が髪の水分をなくしてしまいます…。

海水浴直後の髪がバリバリ、パサパサするのはこのためです。先述のpHとのダブルパンチはカラーしてる人はもちろん、黒髪の人まで茶髪にしてしまう程の威力なのです!! こ、コワイ・・・

プールにも塩素が入っているので、海程度ではないですが回数を重ねるとやはり茶髪になりやすいです。

5、予防や対策はあるのか?

紫外線から守るトリートメントが多数発売されていますが、海に入ってしまうとほとんど効果はなくなってしまいます。なので、対策としては

1、髪をまとめて海水につけない!!

2、海水浴の前はカラーしないで、終わってから行く!!

(そりゃ、そうだ!!と思いますよね(笑))

3、早めに落とすためにシャンプーとトリートメントを用意して海の家で洗ってしまう!!

この3つくらいしか対策はありません…。

主観ですが、海に茶髪のサーファーは良く似合います♪

そもそも気にしないサーファーのお客様も多いように思います。

良いですよね!?湘南ですから!!(笑)

 


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