脂漏性皮膚炎で美容室に行っていいの?

最近フケが多くなってきた、頭皮が痒いしベタつく…

フケは、頭皮の角質細胞が剥がれた物で、健康な頭皮でも新陳代謝により発生します。
毎日シャンプーしているのにやたらとフケが多くてベタつく、痒みがある、なんか普通とは違う感じがする…
そんな症状と同時に、赤く炎症している、抜け毛が多い…
などの症状はありませんか?
それは「脂漏性皮膚炎」の可能性があります。

では、脂漏性皮膚炎とは一体どんな病気なのでしょう。

脂漏性皮膚炎とは

頭皮にカビ(マラセチアという真菌)が異常発生し、常にベタベタしている状態になります。

(頭皮だけに限らず、鼻のわきや耳の中、耳の後ろなどがベタついたり、皮膚がポロポロとむけ、痒くなるのが特徴です)

カビから分泌される酵素リパーゼが脂肪酸を作り、それが頭皮を刺激し、頭皮全体に炎症が起こりやすくなり、フケや痒みの原因になります。

炎症は白血球が生み出す活性酵素により生じるもので、頭皮全体に大きなダメージを与えます。

その為、頭皮の新陳代謝が悪くなり、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいます。そしてヘアサイクルも乱れ、頭皮が硬くなり男女問わず抜け毛が増えてしまいます…。

カビは通常、誰の皮膚にも存在しますが日常生活の中でそのカビを異常発生させる要因があります。

例えばストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、ビタミン不足、洗顔・洗髪不足などです。

一度、脂漏性皮膚炎になるとなかなか治りにくいです。疑わしいと思ったらまず早いうちに皮膚科で診てもらいましょう。

皮膚科ではポピュラーな病気で、女性よりも男性(特に30代〜50代)に多い傾向があります。

脂漏性皮膚炎は移る?!

脂漏性皮膚炎と診断された時、美容室は行っても良いの?!移ったりしない?などと心配する方もいると思います。
脂漏性皮膚炎は細菌に感染しているわけではないので、他の人には移りません!大丈夫です。

カラーやパーマはしても良いの?

色々心配が出て来ますよね。
結論から言うと、頭皮に炎症が起きていたり、かさぶたが出来ているような状態では、パーマやカラーはしばらく我慢するべきです。

カラー

ヘアカラー剤はアルカリ性で、頭皮に刺激を受けやすいです。アレルギーの原因となり得るジアミンという刺激の強い成分が含まれています。

脂漏性皮膚炎の人は症状を悪化させる可能性が大です。

オーガニック系やヘナなど、ジアミンフリーのカラー剤もありますが、植物性であっても肌への負担となることがあります。

赤みを伴う炎症や痒みがあるときはカラー自体控えた方が良いですが、それでもどうしてもカラーをしたい方は、頭皮から少し浮かせて薬剤を塗布する方法が良いでしょう。

白髪染めであればヘアマニキュア(酸性カラー)もアリです。

とは言え、薬剤を流す時に多少なりとも頭皮に触れるので、正直絶対大丈夫とは言い切れません。

担当の美容師とよく相談して決めましょう。

パーマ

パーマ液も基本的にはアルカリ性です。

カラー剤も同様、アルカリ性の溶液には、皮膚や髪のたんぱく質を壊す性質があります。

脂漏性皮膚炎の頭皮は肌表面の角層が薄くなってバリア機能や保湿機能が失われた状態…

その状態でパーマ液が頭皮に触れるのは、より刺激を受けやすいのでおすすめできません。

ロングヘアで、頭皮に触れないよう毛先だけにパーマをかけるのはOKですが、根元からパーマをかけるのはやめましょう。

また、ショートヘアでパーマをかける時は特に頭皮に薬剤が触れるのでパーマは避けた方が無難です。

頭皮が炎症を起こしている時は、カラー剤もパーマ液も触れるだけでかなりしみるはずです。

ヘッドスパ

毛髪への効果や頭皮トラブルへの効果から考えると、ヘッドスパは脂漏性皮膚炎に効果的のように思えます。

ですが!!

実際には炎症や頭皮トラブルを悪化させるリスクも伴う可能性があります。

まず大前提として脂漏性皮膚炎の頭皮はとてもデリケートです。

そして、ヘッドスパを行う際には、オイルやクレンジング剤を使用するのが一般的です。

このようなものには、脂漏性皮膚炎に対して刺激となる成分が入っている可能性も高いです。

また、マッサージによる刺激も脂漏性皮膚炎に対しては逆効果となる可能性も考えられます。

とは言え、「絶対受けるべきではない」というわけでもありません。

ある程度脂漏性皮膚炎が改善している人や、治った人が再発の予防として行うのは良いと思います。

ただし、脂漏性皮膚炎の症状がひどい場合は、やめておくのが無難でしょう。

改善・予防

前述にもありますが、疑わしいと思ったら早いうちに皮膚科で診てもらいましょう。

もし脂漏性皮膚炎と診断されたら、お医者さんが処方した塗り薬や飲み薬を根気よく続ける必要があります。

ビタミン剤、ステロイド系抗炎症薬など、症状に応じて治療方針を提案してくれます。

症状がひどい時はシャンプーは抗真菌薬のシャンプーを使うと良いでしょう。

回復してきたら、低刺激性のシャンプーに変更しましょう。

低刺激性のシャンプーは必要以上に皮脂を落とさないことから過剰に分泌される皮脂をコントロールすることができます。また保湿性も高く、かゆみを軽減する作用もあります。

元々頭皮のトラブルがない人でも、低刺激性のシャンプーを普段から使う事でトラブルの予防になります。

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そして一番大事なことは日常生活を改善することです。

身体を清潔にする、睡眠をしっかりとる、バランスの良い食事を心がける。

特に脂っこい食事は極力控えましょう。脂肪分の多い食事を続けていると、皮脂の分泌量が増え、カビの増殖を助けることになります。

積極的に摂ると良いものは、ビタミンBとビタミンC。

なかでも、ビタミンB2とビタミンB6が効果的です。ビタミンB2が多く含まれる食品は、牛肉、豚肉、鶏レバー、納豆、うなぎ、牛乳、ヨーグルトなど。肉が嫌いな方は、納豆をメインに摂ると良いでしょう。

ビタミンB6が多く含まれる食品は、マグロの赤身、カツオ、牛レバー、バナナなどです。

ビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早めるサポートをしてくれます。

頭皮が荒れてたら美容師は嫌がらない?

頭皮のトラブルがあって美容院に行く事を躊躇している方もいると思います。

どうしようか迷ったら、まずはどんな状況か見せに来てもらえると何ができるか判断しやすいかと思います。こちらが嫌に思う事はないので、安心して来て下さい!

今ある症状とうまく付き合っていきながら、今後のヘアスタイルの相談など、何か良いアドバイスが出来きたらと思います!

 


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