髪の色に限らずですが、服や車など、その年ごとに流行の色ってありますよね?
気にしている人も気にしていない人もいるかと思います。
そんな流行のカラーについて書いていきます。
流行は誰かが作っている!?
その年に流行った色を流行色だと思われがちですが、実はその年の2年前に「INTERCOLOR」(インターカラー)という国際流行色委員会が決めているのです。
日本もこの会議に出席していて、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなど17カ国ほどが加盟しています。
それぞれの国からシーズンごとの色の提案があり、話し合って2年後の流行色が決まります。
色見本「PANTONE」(パントン)
せっかく決まった流行色の提案も伝える時にズレてしまっては元も子もありません。
色見本を作っている会社の中でも世界で広く使われている会社がアメリカの「PANTONE」です。
世界中のデザイナーが、印刷屋や染色職人に色を明確に伝えるためにこの会社の色見本を使っています。
また「PANTONE」独自に流行色を発信しているようです。
流行色は1つや2つではないので、迷ってしまいますね(笑)
JFCA(日本流行色協会)
「INTERCOLOR」情報をもとに日本向けにトレンドカラーを発信している団体です。
この情報が日本の色々な業界の商品に影響を与えています。
今年の流行ヘアカラーは!?
ズバリ…とは言えません(笑)
というのも、有名サロンがうち出す流行色や、メーカーが開発するオススメの新色、どちらもJFCAやファッション業界を参考にしてはいますが、めちゃめちゃバラバラです!!
ですがせっかくなのでいくつかお伝えします。
まずは”アッシュ”をベースにしたカラーです。
これは毎年一緒じゃん!と思う方も多いと思いますがやはり流行中です。
あとはピンク、ミルクティー、ブルーブラックなどもオススメしているサロンが多いです。
複数のメーカーから今年の新色としてオレンジ系が出ていますが、アッシュの圧倒的人気を考えると、若干注目度が低い気がします…
今更聞けない”アッシュ”ってなに?!
「青みがかったグレー」です。
英語では「灰」「土」「塵」の意味だそうです。
ヘアカラーではグレーっぽくくすみ感が出れば、どの色でもアッシュの名をつけられます。
例えばアッシュブラウン、ピンクアッシュ、アッシュベージュなど。
日本人の髪質の色素では赤味が邪魔をして、キレイに表現できない場合があります。だからこそキレイに仕上がったアッシュは外国人風カラーとして人気があり、長く愛されているカラーです。
流行のヘアカラー
流行がどう決まるかは分かって頂けましたか?
ズバリコレ!とお伝えできないのは歯がゆいです…。
今回のブログのおかげでARUGO独自の流行カラーを考えるきっかけになりました。
沢山の方にオシャレカラーを楽しんで頂きたいので、お客様の好みの色や、肌の色や服装を考慮し、良い提案ができるようこれからもがんばります!!
このブログは湘南・茅ヶ崎にある美容院『ARUGO』が提供しています。
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