お客様の知名度は低いかと思いますが、今年の初めに美容業界で話題になった美容室で施術するケアシステムの名前です!
髪の毛のダメージを無かったことにする「キセキの一滴」なんてたいそうな言われ方をしています。
どれだけの効果なのか説明していきます。
オラプレックスって何?
カラー&パーマなどによる「ケミカル」なダメージや、ドライヤー&アイロンなどの「熱」のダメージ、ブラッシングによる「物理的」な摩擦、さらに紫外線や外気、エアコンの送風など、あらゆる場面で起きてしまう髪へのダメージは、髪を形づくるケラチンタンパク結合をも壊してしまいます。オラプレックスの主成分は「Bis-Aminopropyl Diglycol Dimaleate」(ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール)。Dr.エリック・プレスリーとDr.クレイグ・ホーカー、世界を代表する二人の科学者の手によって開発されたこの新成分が、毛髪(S-S結合)のダメージによる「システイン酸」の生成と、その過程によるタンパク質やキューティクルの欠如などのダメージの進行をケアすることで、毛髪本来の美しさと強さをもたらすサロンシステムです。
ヘアカラーやパーマなどの薬剤を使う施術に効果を発揮しますが、なかでもブリーチやハイダメージ毛の施術に分かりやすい違いがでます。
トリートメントというより前処理剤、中間処理剤の上位版といった感じです。
どうやって使うの?
サロン用no.1とno.2の2種類とホームケア用1種類がありますが、ARUGOではホームケア用は扱っていませんのでスルーします。
カラーやブリーチをする前に希釈したno.1を塗布して5分放置→カラー塗布→時間が来たら流してno.2塗布して5分放置→流してシャンプー&トリートメント
という流れです。
試してみた!
人毛メインの毛束を2つ用意して、処理剤無しとオラプレックス使用を同一条件でブリーチします。
右上の米みたいなマークはブリーチ0回目という意味だそうです…笑
まずは1回目です。左のBは処理剤無しのブリーチのみ(リンスのみ使用)右のOはオラプレックス使用です。
30分放置しました。
まとまり、手触り、見た目、ウエット(濡れている状態)時もドライ時もほぼ変わり無しでした。どちらもまだまだ元気な状態です。
やはり2回するとだいぶ明るくなりますね!
1時間放置。
ウエット時ドライ時共に手触りに変化が出ました。Bのほうがざらつきます。写真でもなんとなくお分かりいただけると思いますが、まとまりも少し変化が出ています。ウエット時は大分元気が無くなり、心許ない状態です…
3回目は敷いていた白タオルだと分かりにくかったため黒タオルにしてみました。
1.5時間放置
Bは2回目より更にまとまりが悪くなっているのが分かります。ところどころ縮れています。
ウエット時ではOとBの髪を一本ずつ引っ張るとOに比べてBの方がかなり伸びます…そろそろまずい(笑)
4回目は4時間放置
かなり白に近づきましたね!
お客さんには絶対やらない長時間放置です。
ここまでくると2つの違いはほぼなくなりました。どちらもちょっと刺激すると切れてしまう危険な状態です。
検証結果
1~3回目まではかなり効果的だなと感じました!
ブリーチ以外にもパーマやカラーリングにも積極的におススメできそうです。
あとは美容師的観点から注目していたポイントがどの程度「減力」するのか?
この「減力」とはどの処理剤にも言える事ですが、髪を守ろうとするとブリーチの明るくする力が弱まってしまうということです。
検証の結果を見ると違いが分からない程「減力」しませんでした!
これは期待以上に満足する結果となりました。
気になるお値段は?
施術によって変わりますが、+1500~2000円です!
オラプレックス はおすすめ?
色々なメーカーから似たような商品が出ています。ファイバープレックス、スマートボンド、ウェラプレックス、マイフォースアシッドディフェンスなど…
色々な方の検証結果やディーラーの評判によるとオラプレックスが1番良いようです!
せっかく+料金を払って施術するので、お客様にも分かり易く違いを感じて欲しいと考えています。
カラーやパーマでもおススメですが、やはり一番分かり易いのはブリーチです!
ぜひブリーチしてる方におススメしたい!
ネットで簡単に手に入るようですが、使い方が難しいのでARUGOのような信頼できる美容室で試してみるのが良いでしょう!!
このブログは湘南・茅ヶ崎にある美容院『ARUGO』が提供しています。
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