Hair Donation(ヘアードネーション)とは…
もともとはアメリカの団体が始めた活動で、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで髪を失った子供の為に、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動の事です。
日本では2009年にNPO法人JHD&Cにより活動が始まりました。
当初は認知度が低かったため、髪の毛の寄付が少なく、ウィッグを提供するまで4年かかる事もあったそうです。
その後、水野美紀や柴崎コウなど有名人が参加したことにより認知度が上がり、寄付が急増し、提供するまでの期間も以前よりだいぶ早くできるようになりました。
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子供たちの未来を守る
既製品の子ども用ウィッグは、サイズ展開が少なく、化繊で出来たものが大半で、見た目が不自然なものばかり…頭皮への肌触りもあまり良くありませんでした。
サイズの問題からセミオーダーやフルオーダーにせざるをえない場合がほとんどです。しかし非常に高額なため、購入をあきらめてしまう親御さんもたくさんいます。
ヘアドネーションは、献髪のみで作ったメディカルウィッグを無償提供することで「社会性の回復」をサポートし、「子どもたちの未来を守る」ということを目的として始まったそうです。
何cm必要?15cmでもできる!?どんな髪でも大丈夫なの??
寄付する髪は、原則として31cm以上の長さがあることが条件という所が多いですが、つな髪プロジェクトは15cmでも受け付けています。
31cm以上というのは、頭をすっぽりと覆うウィッグにできる長さで、15cmは、好きな帽子と組み合わせて使用する「※髪の毛付きインナーキャップウィッグ」という物になります。
※髪の毛付きインナーキャップウィッグは帽子を被った時に見えなくなる部分に毛を植えつけてなく、帽子を被ったスタイル前提の、帽子のインナーになる部分は肌に優しい素材の水泳帽のようなキャップがあり、その周りに毛が植えつけてあるウィッグです。
つな髪プロジェクト
寄付の受付ができる髪
・15cm以上、31cm以上の長さがある
・多少のくせ毛ならOK
・完全に乾いていること
・白髪・白髪まじり
JHD&C
・完全に乾いていること
・白髪・白髪まじり
寄付の受付が出来ない髪
・傷みが激しく引っ張ると切れてしまうような髪
・31cm未満の髪
HERO
・白髪・白髪まじり
・傷みが激しく引っ張ると切れてしまうような髪
・31cm未満の髪
美容室ならどこでもやってくれるの?
髪を送る時の方法
輪ゴムでしっかりまとめる
髪の束は同一人物ごとにまとめる
より簡易包装で!
ヘアドナーシートを同封する(任意)
追跡機能のある宅配サービスを利用する(任意)
返信用封筒を用意する(任意)
寄付された髪がウィッグになるまで…
長さが足りない、ウィッグにできなかった髪はどうなる?
役に立てるのなら・・・
このブログは湘南・茅ヶ崎にある美容院『ARUGO』が提供しています。
お問合せ等ありましたら、下記ご連絡先へお願い致します。
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定休日:火曜日・第三水曜日