リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

リンス・コンディショナー・トリートメントってどう違うの??と、思っている人は少なくないと思います。

基本的にはどれもシャンプー後の髪の表面を保護するものです。ただ、それぞれ作用が少し違うので、ここで説明していきます。

リンス

髪の表面を油膜コーティングして、キューティクルの傷みを防ぎ、髪の表面をなめらかにし、指どおりを良くします。

リンスは髪の表面につくもので、髪の内部まで浸透するものではありません。それなので、髪になじませたらすぐ洗い流してOKです。時間をおいてもあまり効果は変わりません。

コンディショナー

リンスと役割は同じですが、リンスより保湿効果が高いものをコンディショナーと言います。使い方もリンスと同じです。

トリートメント

髪の表面だけでなく、内部にまで浸透させ、髪に栄養を与えることで、髪の状態を整え、傷みを補修します。

トリートメントは、リンスやコンディショナーと違い、5〜10分程度(メーカーによって異なります)おいて、成分を浸透させるとより効果的です。

トリートメントはリンス・コンディショナーと機能を併せ持つタイプがほとんどなので、シャンプー後はトリートメントだけでも良いと思います。

最近は区別がない??

ただ、最近の商品はリンス・コンディショナー・トリートメントの区別がほとんどない状態です。一応商品名として3つのうちのどれかは書いてありますが、内容成分は、どれもさほど変わりありません。

その成分の中でも天然成分や希少価値があったり、高機能な成分は、大抵原価が高く、それらが多く入っているもの程、当然値段が上がります。同じ内容成分で、その成分名自体が同じでも、その中でランクが違ったり、含有量の割合が違ったりもします。これは、ドラッグストアで売っているものより、美容院で売っているものの方が高いという理由の1つでもあります。

なんでも、週一でやるようなディープケアトリートメント的な商品(名称は色々ですが)は、シャンプー後に毎日使うトリートメントより栄養成分がたくさん入っています。

美容院のトリートメント

美容院でメニューとしてあるトリートメントはメーカーによって使い方も様々ですが、数種類の商材をつけてもみ込んで、ものによっては途中ドライヤーで乾かしたりするものもあります。美容院のメニュートリートメントの値段の相場はミディアムの長さで¥3,000円前後です。

ちなみにARUGOでは、お客さま一人一人の髪に合わせて数種類の商材を使い分けています。そのうち、1~4ステップのプロセスのトリートメントは、4つめをプレゼントしています。家で週一のペースで使ってもらうことで、より効果が持続します。

リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

とにかく、リンスもコンディショナーもトリートメントもメーカーの打ち出し方で区別されているようです。

なので、その商品によってそれぞれに書いてある使い方に従って使うのが良いと思います。

とはいえ、自分が何を使ったら良いかわからない方はぜひ私たち美容師にご相談下さい。

 


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