子供の白髪の原因は??
原因は「遺伝」「病気」「ストレス」「紫外線」「食生活」などです。
このような原因により、黒いメラニンを作る毛根部の色素細胞がなくなったり、機能が低下したりして子供でも白髪になるのです。
また、親のどちらか、あるいは両方が若い時から白髪が生えていた場合は、その子どもも早い段階で白髪が生えてくると言われています。
ただしこれは、医学的な根拠が立証されているわけではなく、あくまでも統計的な結果となっています。
そのため、親がそうであるからといって子どもも同じであると断言できるものではないのですが、親の「メラニン色素の合成が少ない」「元々、メラニン色素自体が少ない」といった、白髪になりやすい体質を受け継いでいる可能性というのは十分に考えられます。
病気「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」って??
白髪がバラバラに1本ずつ生えているのでしたら特に病気とは言えませんが、白髪がある箇所だけに束になって生えている場合は、「尋常性白斑」が考えられます。この場合は皮膚科の受診をおすすめします。
またストレスにより突然下痢と便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」の子供が増えているそうです。これにより色素細胞が弱まって白髪になることもあります。この場合は、内科の受診をおすすめします。
病気が原因の白髪は、病気が完治すると黒くなることが多いそうです。
ストレスが原因!?
子どもにストレス?!と思う親御さんもいるかもしれませんが、子どもは大人よりも敏感で繊細です。
ストレスが白髪に繋がるメカニズムは解明されていませんが、事例は多いと言います。
友人関係や塾、習い事、成績やプレッシャー、転校や新しい家族の誕生など環境の変化、パパとママの喧嘩など、表には出さなくてもストレスを感じている事があります。
ですので、友人関係や学校、家庭内で悩んでいないかなどお子さんの様子をしっかりと観察して、適切に対処してあげてください。子供は回復力が高いので、ストレスの原因を取り除くことで黒く生え変わる可能性は高いです。
紫外線は大敵!!
2009年に東京医科歯科大学難治疾患研究所により解明された白髪の原因は、「色素幹細胞のDNAの損傷」
黒髪のメラニン色素を作る「色素幹細胞」がDNAの損傷を修復できず、徐々に白髪になるとか…。
色素幹細胞のDNAが最も損傷を受けるのが、紫外線だと言われています。ですので、外出の際には帽子を被らせるなどのUVケアをしてあげましょう!
食生活は大丈夫??
髪はケラチンというタンパク質からできているので、タンパク質が不足すると白髪になりやすくなります。ケラチンの合成には亜鉛が不可欠で、亜鉛は髪を黒くする色素沈着の酵素の働きをサポートします。
タンパク質、亜鉛、銅、各種ビタミンが含まれる「肉・魚・ゴマ・小魚・海藻・レバー・イカ・納豆」などを含む食事を作ってあげると良いでしょう。また、偏った食事にならないように、肉・魚介類・野菜・穀物などバランスの取れた食事を心がけましょう。
そして、栄養を髪にしっかり届けるために、適度の運動や良質な睡眠により血行を促進したり免疫力を高めたりすることが大切です!
(これらは大人の白髪でも同じです。)
白髪が気になったりからかわれたりしてストレスが増えないように、素早く対処してあげて下さいね!
最も手っ取り早い対策!!
前述しましたが、寝る子は育つ!!と言うように、睡眠は成長中の子供にとってとても大切なことです!ですから、しっかり睡眠を取らせるようにしてあげて下さい。
そして、食生活や睡眠、ストレスなど白髪の原因を改善しながら今ある白髪を隠す方法…。
それは「白髪染め」です!!
しかしながら、子供の肌は敏感です。むやみに市販の白髪染め剤を購入して親御さんが染めるのは危険行為ですので、行きつけの美容院や通っている病院などに相談しましょう!
くれぐれも抜かないで下さいね!!
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