以前にホームカラーとサロンカラーの違いで、ホームカラーのメリット、サロンカラーのメリットそれぞれの違いなどを説明しました。
ホームカラーと、サロンカラーで、最も大きな違いをご紹介したかと思いますが、1つ目は「染め方」2つ目は「カラー後の後処理」です。
染め方
もう一度おさらいしましょう。
ホームカラー・・・髪の根元も毛先も同じ強いカラー剤で染める為、必要以上にダメージを与えます。
サロンカラー・・・髪の根元と毛先で薬剤を使い分け、できる限りダメージを減らすことが出来ます。
美容室では、根元の伸びてきた所は強めの薬剤を使い、すでに染まっている中間から毛先は弱めの薬剤を使い、ダメージを最小限にすることができます。
カラー後のケア
ホームカラー・・・カラー後のご自身でやるシャンプー・トリートメントでは薬剤が残りやすい
サロンカラー・・・カラー後「乳化」という作業(テクニック)を行い、頭皮に残りやすい薬剤をキレイに落とすことができる
このように、カラーを流す時のテクニックではありますが、ご自身でシャンプーするのと、プロにシャンプーしてもらうのとは、頭皮や髪の為に乳化というテクニックが必要です。
乳化とは?
では、その乳化とは何なのでしょうか?
カラーをした後、シャンプー台で髪を洗いますが、最初のカラー剤を落とす前にお湯をたっぷり含んだタオルで髪をモミモミしたり、手で直接髪にお湯を掛けながらモミモミ…とそんな作業をされた覚えありませんか??
頭皮をまるでマッサージされてる感じですね。
このテクニック(作業)を「乳化」と言います。
この乳化をすることで・・・
・カラー後、髪や頭皮に残ってしまうダメージの元「残留アルカリ」を除去する効果
・カラーの色味がキレイに発色する
・カラーの色持ちが良くなる・・・など
特にダメージに関しては、この乳化をしっかりするかどうかで、変わってきます。
もちろん、ヘアカラーは毎日のシャンプーや紫外線などによって、徐々に色落ちしてしまう事は以前説明しましたね。
そして…ホームカラーと、サロンカラーの薬剤自体が違うんです!
アドバイス
以上のことを踏まえ、ご自身でホームカラーする時のアドバイスです。
1、汚れてもいい服、タオルを用意し、換気の良い所で行う
2、根元の伸びた所だけ染めるようにする。毛先まで薬剤を伸ばさない(毛先のカラーが気にならない場合…)
3、サロンカラーした後と次回サロンカラーする時の間の1クッションとして取り入れる
4、ホームカラー後、シャンプーする時に乳化をするようにする。熱湯は避ける
5、シャンプーやトリートメントをカラー用のものにする
6、染めてからシャンプーするまでの放置時間は、薬剤の箱や説明書に書いてある時間を必ず守って下さいね!長く置いても染まりは変わりませんし、ただただ、ダメージのみ進行するので、注意です!
これらが、最低限守ってほしい事ですね。
このことを守ってサロンでも、ご自宅でもキレイにカラーをして、日々過ごしましょう!
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