即答したいところですが・・・まずは髪が傷むメカニズムを考えていきます。
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髪が傷むとは
カッパ巻きを想像してくださいw
のり→キューティクル
お米→コルテックス
きゅうり→メデュラ
という、3層からなっています。
キューティクル(毛小皮・毛表皮)
外からの刺激から守ってくれるバリア。
コルテックスのたんぱく質や水分が失われないように働いていて、髪のツヤを左右するのもキューティクルです。
余談ですが、昔ボクは天使の輪っかの事をキューティクルだと思っていましたw
CMの影響ですかね?
根元から毛先に向かってウロコ状に重なっていて、7~8枚が密着して層になっているのも特徴です。
コルテックス(毛皮質)
しなやかさや強さを生み出すもとで髪全体の90%を占めます。
主成分はケラチンと呼ばれるたんぱく質です。
繊維状のケラチンがねじり合わされたもの同士がさらにねじり合わされてる形なので、髪が引っ張る方向には強くても枝毛みたいに裂けやすいのはこの構造のためです。
色を決めるメラニン色素もここにあります。
メデュラ(毛髄質)
毛髪の芯です。立方体の細胞が縦に細長く並んでいます。
たんぱく質と脂質が主成分です。驚く事に、人によって無いことがあり、特に赤ちゃんや細い髪の人に多いです。
役割についてはまだはっきり分かってませんが、うるおいや弾力を守っていると言われます。
傷む流れ
- 何らかの原因でキューティクルが剥がれる
- コルテックス内のたんぱく質が流出したり熱によって変性する
- 内部の水分調整ができなくなってしまう
- 乾燥、パサつき、引っ掛かり、枝毛、切毛・・・
おそろしい...
何らかの原因とは
カラー、パーマ、紫外線、ヘアアイロンやカールアイロンです。
はい・・・カラーは傷むのか?答えは傷みます・・・
カラーは傷むからもうしません!!と言うわけにはいきませんよよね・・・。
ダメージを最小限に抑えることが出来ます!!
なるべく傷まない様に気を付けます
詳しくはホームカラーとサロンカラーの違いで説明していますので、気になる方は読んでみて下さい。
自分でできるカラー後のケア
- タオルで優しく拭き取って必ずドライヤー
ぬれていると色落ちもし易いし、傷みやすいのでゼッタイ乾かして下さい!!
濡れたまま寝るのはもってのほかです!!
- お風呂場でトリートメント、出てからは洗い流さないトリートメント
トリートメントは流出したたんぱく質を補てんしたり、キューティクルのバリアの代わりになってくれます。
毎日欠かさずしましょう!
ヘアカラーは楽しめる!!
傷むか?と聞かれれば傷むと答えますが、よほどハイトーン(ブリーチ等)でなければ正直かすり傷程度です。
ポイントをおさえれば、一生カラーリングで楽しむことが出来ます。
安心してオシャレを楽しみましょう!!
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