湘南はサーファーが多いです!!みんな髪が明るい気がします。そう!海に入ると髪が明るくなるんです!!
メカニズムと対策をお伝えしたいと思います。
1、紫外線
肌と同じで髪は日焼けします。
海は水面の照り返しによって紫外線の量が倍近くになります!!
日焼けした髪は表面のキューティクルが傷つき、剥がれてしまう事により、髪内部の色素が流出しやすくなります。
2、pH(ペーハー)
学生時代にリトマス試験紙で実験したのを覚えてますか?
酸性なのかアルカリ性なのかによって紙の状態に影響が出ます!!
pH2・・・酸っぱいレモンが酸性代表です。
pH4,5~5,5・・・ビ○レでおなじみ赤ちゃんの肌と同じ弱酸性は髪がもっとも安定する領域です。
pH7・・・水道水で中性です。
pH9~11・・・カラーやパーマの薬剤がアルカリ性となります。
pH11~13・・・ブリーチ剤が強いアルカリ性となります。
3、海水のpH
pH8~9です!!パーマやカラーと同じなんです!!
パーマやカラーはほとんどの薬剤が髪のpHをアルカリ性にして行います。なぜならアルカリ性にすることでキューティクルが開き、薬剤が届きやすくなるからです。
という事は、「海水のpHは薬が入りやすい」=「色が外にも出やすい」状態なのです!!
4、塩分
塩は水分を吸収する役割があります。分かり易く言うときゅうりの塩もみです(笑)水分が外に出ますよね?
この性質で海水が髪内部に届き、塩分が髪の水分をなくしてしまいます…。
海水浴直後の髪がバリバリ、パサパサするのはこのためです。先述のpHとのダブルパンチはカラーしてる人はもちろん、黒髪の人まで茶髪にしてしまう程の威力なのです!! こ、コワイ・・・
プールにも塩素が入っているので、海程度ではないですが回数を重ねるとやはり茶髪になりやすいです。
5、予防や対策はあるのか?
紫外線から守るトリートメントが多数発売されていますが、海に入ってしまうとほとんど効果はなくなってしまいます。なので、対策としては
1、髪をまとめて海水につけない!!
2、海水浴の前はカラーしないで、終わってから行く!!
(そりゃ、そうだ!!と思いますよね(笑))
3、早めに落とすためにシャンプーとトリートメントを用意して海の家で洗ってしまう!!
この3つくらいしか対策はありません…。
主観ですが、海に茶髪のサーファーは良く似合います♪
そもそも気にしないサーファーのお客様も多いように思います。
良いですよね!?湘南ですから!!(笑)
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