すぐ明るくなっちゃう!!褪色のメカニズム

「キレーなカラーの色を長持ちさせるには?」よく聞く質問です!!せっかくキレーに染めたんだから長持ちさせたいですよね!!

ヘアカラーが色落ちして明るくなってしまう事を退色と言います。

まずは染まるメカニズム

メラニン色素

髪の中には髪の色となる「メラニン色素」がたくさん詰まっています。メラニン色素は赤系と黄系の2種類あり、その割合は1人1人違います。赤系が多ければ黒色になりやすく、黄系が多ければ色素の薄い色になりやすいです。

メラニン色素を破壊...

ヘアカラーの染料はこの2種類のメラニン色素に作用し、染める為に破壊します。破壊される順番は赤系⇒黄系となっており、明るめのヘアカラーを使うと金髪っぽくなっていきます。メラニン色素が破壊されると髪の毛の中にすき間ができるので、そこに染料を入れて定着させることにより、髪が染まります。

褪色するメカニズム

メラニン色素を破壊してできたすき間に染料を浸透させても、元からあるものでは無いので、髪の中で完全に定着できず、染めたその日から徐々に色落ちしていきます。褪色しきると髪は壊されたメラニン色素の色だけになり、染めたてと大きく変わります。壊されたメラニン色素の量は元に戻せないので、褪色した髪の色が今の地毛ということになります!!

ヘアカラーの色持ちを良くする為に...

施術当日はシャンプーしない

カラーリングは髪の毛の中にすき間ができて、そこに染料を入れて定着させると説明しましたが、定着するのに最低24時間かかると言われています。当日はまだすき間ができていて髪が膨らんでいる状態です。水になじみやすい状態なので、シャンプーするとすぐにカラーが流れ出てしまいます!!

カラー専用シャンプーを使う...

これが一番効果的です!!

よく「市販でオススメありますか?」と聞かれますが...残念ながら1つもありません。

洗浄力の高い市販のシャンプーを使う度にどんどんカラーは落ちていきます...。

なので美容室専売品の使用をオススメします!!

毎日しっかり乾かす

髪が濡れた状態にしておくとキューティクルが開いたままになってしまい、ダメージの原因になるので、色落ちにもつながります。

トリートメントオイルで守る

紫外線、摩擦、乾燥によってキューティクルなどが痛み、色落ちします。トリートメントオイルをドライヤーの前や、乾燥している時につけると保護の効果バツグンです!!手触りも良くなるので一石二鳥です!!

褪色した地毛を予想する

残念ながら色落ちを完全に防ぐのは不可能です。色持ちを良くする方法をお伝えしましたが、色落ちを予想してカラーするのも1つの手だと思います。いつ良い色でいたいか、次はいつカラーにこれるのかを私たちに教えてください!褪色の過程も含め長くカラーを楽しんで頂けると思います!!

 


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