言葉にできるは武器になる

言葉にできるは武器になる

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最近読んだ本、

「言葉にできるは武器になる」著者:梅田悟司

著者は電通のコピーライターで、最近の有名なキャッチコピーだと、「バイトするなら、タウンワーク」「世界は誰かの仕事でできている」などがあります。

コピーライターって人は本当にすごいと思っていて、、色んな方向からその物や事についてパンっと短い言葉で人を惹きつける事が出来る言葉を生み出している。


それが直接的な言葉だったり、反対に違和感を感じさせ興味を持たせたり…どれだけ言葉を知っていて頭が柔軟で、発想が豊かなんだろうと。

雑誌や本の表紙の見出しで、それを手に取るのもそう。たった30秒のCMのフレーズでどれだけの人の心を惹きつけ、そのフレーズが心に残るか。

コピーライター…尊敬する職業です。

そんな著者が書いた「言葉にできるは武器になる」は、

◎自分の思いがうまく伝えられない
◎相手に自分の意思がちゃんと伝わっているのか
などと考えている人にオススメの本です!

ここからは本の内容を少しお伝えしていきます!

言葉には2種類ある


熱いものを食べた時"熱っ!"と感じたり、可愛い動物を見て"可愛い〜!癒される〜!"て思ったり、

誰かと話していて相手の言ってる事に対して、
"ん?結局何が言いたいんだろう?"とか、
"この人ほんとにそう思ってるのかな?"とか、
口に出さなくても心の内で思う事ってないですか?

その心の内で思う言葉がこの本の中で表現されている、"内なる言葉"

そして、ここで言うと、その相手が話した言葉は「外に向かう言葉」

という事になります。

話し方で人間性がわかる?!

反対に自分が話した時(外に向かう言葉)に相手の反応がイマイチ自分の求めていた感じと違う時って経験ありませんか?
"あれ?もっと驚くかと思ったのに"とか、
"ん?聞いてた?今めっちゃ良い話したのに!"みたいな。
この時、相手は"ふーん"とか、"へぇー"としか思っていないかもしれません。

人は話す言葉によって、その人の人間性そのものを無意識のうちに評価しているのだそう。(確かにそうかも)

では、相手に伝わりやすく、心に響くように、うまく言葉にするにはどうしたら良いのか。
上手くなれば、結果自分の人間性を高める事ができるという事になります。

となると、どうしたら上手く話せるのか、その方法が知りたくなります。

話し方が上手くなるには…

この本で伝えているのは、話し方や伝え方のテクニックや、ノウハウが重要なのではなく、
その内なる言葉を鮮明にし、鍛える事で、外に向かう言葉が上手くなるという方法です。

要は自分の言葉をしっかり見つめ直して整理する事によって話すのが上手くなるという事です。

自分の言葉を見つめ直して整理するとは、なんぞや?

内なる言葉を鍛える

あるテーマ(例えば、これから自分はどう生きたいか)に沿って思った事をメモサイズの紙に一言づつ、思いつくだけとにかく書き出す。
頭の中で思っているだけより、書く事によりアウトプットして、一旦、頭の中をクリアにすると考える余裕が生まれるそう。

そして次に[なぜ?][それで?][本当に?]と、それぞれの言葉に対して問い掛け、言葉をグループ分けしていく。

そうしていくうちに自分が普段どういう人間が、客観的に観察できるようになる。

結果的に、内なる言葉が鍛えられ、相手に合わせた言葉で上手く話せるようになるだろう。という事らしい。

自分会議の時間を作ってスケジュールに書き込む

実践するにはそのうちやるではなく、一週間に一回程度、この時間は自分会議をする。と予定をたて、万が一遊びの誘いがあったとしても、断ってでもここは実行するべきと。それくらい重要な時間として過ごすと良いと書いてあります。ちなみに朝の方が感覚が研ぎ澄まされて良いそう。

自分自身にしっかり向き合う時間を作るって事ですね。

これ、実践したらパワーアップできちゃうんじゃないでしょうか。

鉄は熱いうちに打て!!!

実践あるのみですね。

内なる言葉を鍛える事で、上手く話せるようになる事もそうですが、自分自身の思考回路が鮮明になり、自分を知る事が出来そうです。

この本には、内なる言葉の鍛え方のプロセスが丁寧に詳しく書いてあるのでぜひ読んで、実践みてください!

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