仕事のスピード

仕事のスピード

こんにちは!

湘南、茅ヶ崎(人口24万人)でARUGOという美容室を経営して5年目の「世界の小倉」です。

初めましての自己紹介→ https://arugohair.com/arugoblog/staff/2020/01/04/post-29/

皆さんはお仕事する中で自分のスピード意識していますか?

お仕事の内容にもよると思います。

「体や手を使う」しごと

「頭を使う」しごと

我々美容師は頭も使いますが、基本的に前者です。

意識をすればするほど仕事のスピードが早くなります。

おっと。自分の価値感を押しつけるところだった。

そもそもウマイ早い安いじゃないんだから早い=雑なんじゃない?

一概に早っきゃいいいとは言えないダロ。

おっしゃる通りです。

冷静に考えていきましょう。

過去の僕と今の僕

ワタクシ世界の小倉はスタイリストデビュー当初前下がりボブのお客様(お友達)のカットに2時間かけるという記録を持っています。

それはそれは親切丁寧を心がけ、冷や汗と作り笑いを一生分使い果たした2時間でした。

みんなの優しくも冷たい視線を今でも忘れません。

そんな経験を経て今ではカットを15分から25分で終わらせる事ができるようになりました。

カウンセリング5分

シャンプー10分

ドライヤーand微調整15分から20分

これが今の僕の1時間の内訳

税抜き4000円

基本カットのみ1人1時間枠

※アシスタントに手伝ってもらってかけもちする事もあります。

カットが早くなって気付いたこと

①お客様が喜ぶ

誰だって雑なカットは求めていません。

かといって丁寧過ぎて時間かかっても喜ぶ人は少ない。

「良い感じで早く」するととても喜ばれます。

②心に余裕が生まれる

予約時間の10分の遅刻程度で焦りません。リカバリー出来る仕事の早さを持っていますから。

③受け入れ可能枠が増えます。

言い換えると幸せな人が増えるとも言えます。

もうメリットしかありませんね。

早すぎてデメリットがあるとしたら雑に感じられる事。

ちゃっちゃと終わらせて高くて良い感じにならなかったら2度と行かねーってなりますよね。

美容師あるある

美容師は技術者であり、芸術家であり、クリエイターです。

ヘアスタイルを創造する事をとても楽しく感じて仕事をしています。

没頭します。

大好きな趣味に時間を忘れて没頭するように…

ただ、そーなると時間がかかり過ぎてしまう傾向があります。

自分のコダワリ=お客様のコダワリではありません。

そこを履き違えている美容師が多いです。

お客様が違いに気付かないような部分をいつまでもいじっていると逆効果です。

「良い感じで早く」を目指すのが良いんですよね!

需要と供給

1200円で10分で終わるサロンが良いのか

1万円で2時間かけるサロンが良いのか

選ぶのはお客様です。

逆にどのようなお客様に来て頂きたいか?決めるのは経営者です。

金額や方針を決められない立ち位置の人は従うしかありません。

「俺コダワリ強い派だから時間かけるわ。」は通用しません。

定められた条件の中で最高の結果を出す為には仕事のスピードを意識する。

避けられない問題ですね。

と、過去の自分に言ってやりたいです。

以上です。

今日もお疲れ様でした!!

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